メッセージの編集
お名前
タイトル
ホームページ
本文
あまりにも静かで 殺されてしまったあとは 使いものにも ならない思いまでが 棄てられようとする いまだ空高く 散々に星を落として うたが 聴こえないと 忘れられた名前 群青色の いくつかの戦場が いくつもの生命を焼いた 剥き出しの鉄骨が 眩しいのはなぜか 倒壊した倫理を仰ぐとき 整頓された景観において 私だけが異質であるような 陶酔を感じていた 遥か 深淵の向こう岸から 手をのばしている ただそれだけのために ぶら下げた 吊橋を渡っていく 人はそれを 恍惚をもって見送ったとして 私とてかくも等しく人なのだ 完成をみせないこの四肢を 引きずって抗う一対の瞳だ 宛もなく 送られた便箋が窓際で 色褪せるまでの間にある 焦躁をもって 生きいそぐ静脈にかさねた 胎動が つんのめるように走らせた あるべき姿 あるべき息吹 あるがままの潜在熱源が 傾くままに記す 私が 戦線へ赴く書記であります
設定パスワード
画像ファイル
編集する
削除する
[
掲示板ナビ
]
☆無料で作成☆
[
HP
|
ブログ
|
掲示板
]
[
簡単着せ替えHP
]