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ビィビィは恵まれない 派手な化粧して 男の腕にぶらさがる 似合わないって云ったら さみしそうに笑った 図書館の階段に腰掛けて 踊り場が好きなの と俯く溜息 木枯しとコートと小説 鹿のような眼差しで スカートの裾をはたいた プリーツ、フレア 廻る事で真ん中を探す 雲雀、雲雀よ ビィビィは歌う 少し数えて指を折る たくさん数えて手を振る 顔をしかめたのは おろしたてのブーツが少し痛いからでしょう 白い首には タートルネックがよく似合う うれしそうに紙幣をひらひらさせながら あっ というまに鈴鳴らす あんまり真剣に話すから うっかり手を繋いでしまって 今度はその手を離すと やるやらない と呻く君の心臓は とくんとくん動いてるよ 不死の怪物は もう居ない きみがコドモみたいに すやすや眠れるなら ずっとずっと物語をきかせてあげよう 白い貝殻の流線型 角砂糖とブランデー 幼い頬はチェリーレッド ビィビィは微熱の夜に 脇腹をくすぐったくさせる 柔らかく結晶してゆく ずっとほしかった林檎の薫り 私、いいこ? そう とても くれないは新しくつのる 光るハモニカはぬれている
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