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真白い花びらも、果実の名前も まるでそこにはなかったことのように ただ、ただ燃え落とされていて 数千の木々から発せられる風圧に 耳をあてがうと 鼓膜まで達するその叫びは 培われてきたサイクル、それ自体を いとも容易く覆うようにまた円を描いては 幾重にも焼き付けてくる やがて耳では抱えきれなくなって もう許しを請おうと、さ迷いはするものの 舞い飛ぶ火の粉たちは 互いに螺旋の軌跡を絡めながら 頬に軽い火傷を負わせるばかりで 細く伝い始めた涙だけが そのままに 緑を映し出そうと素直だった
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