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壊れやすい硝子の器 垂れる、甘さ その回りを透かしながら あたたかさを保ち 寄せる水にさえ 羊を数えて眠ります 夜だけ血は増して流れでる ぽっかりと 浮かぶ海は少し寒い かたちのない子宮 わたしは拠り所を歩いている 耳元へ 遠くても聞こえる 貝殻に詰る内側の微熱 崩れないように泣くのは難しい また、口をつける場所を探している わたしの手のひらのつくる窪みまで 集まりはじめた ひかりは多いほうが適している 果実がぽとりと落ちる頃 再び熱を持ち始めた喉元に 帰っていった波のない海に わたしは戻っていく
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