メッセージの編集
お名前
タイトル
ホームページ
本文
どこか 遠い場所で 雪が降っている 念仏を唱えながら 結晶に押し曲げられた枝 夢の中にしか現れない 暖炉を 思い浮かべて 静かに息をする 鉄柱を懸命にさする姿を 見ている 横殴りの風を浴び 破瓜 どこか 遠い場所で おこなわれている 排水溝から季節が巡り 私は 田舎の水道水の匂いを 思い出せずにいた 剥がされても 剥がされても ボロボロだって言ったら どこまで信じてくれるだろう 小さな小さな 白い粒を つかの間でいい 指先に乗せ 巡る涙腺へ添わせる 重ねてしまうことを 許してほしい 冬に臨む瞼 きれいに折りたたまれた体 息をしてみても 同じだった
設定パスワード
画像ファイル
編集する
削除する
[
掲示板ナビ
]
☆無料で作成☆
[
HP
|
ブログ
|
掲示板
]
[
簡単着せ替えHP
]