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青く光の射し込む夢が誘う 君を浚ってしまおうとするから ひらひら漂う白い腕を僕は 少し溶けて海月みたいだよ ソーダ水のなかの人魚かもしれない 丸い幕を張った呼吐が昇るのを 二人して見つめてみた このまま弾けてしまっても やっぱり離れ離れになんだろうか このまま波に揺られていても 辿り着けないままなんだろうか 繋がらない体なら捨てて 還らない空から遠離って 君が何処かにいた痕跡だけを いつも繰り返し思っていたのに 沢山の泡が光ってから気付く 側にいないことが少し 君にも淋しさを教えたかな 柔らかな海に捕まった君が いつか僕の目の前で青く生まれる だからただそれまでを二人で もし君を思い出さなくなってしまえば 躊躇わずにナイフで突いていいんだ 陽射しが幾つもの別れになる 君が生まれるために眠る 確かなことはなにもないから せめて泡に変わる前 一度だけ抱き締めさせて
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