メッセージの編集
お名前
タイトル
ホームページ
本文
手放されていくものから、順に 形になっていく 寂寥を孕む風から か細い音がばら撒かれて もしかしたら その道を辿れば やがては声も 言葉になるのだろうか つけていく 区切りの隙間から 結局はあふれ出す 遠い、ものが 近くなり、 振り払う、 振り払えばまた 近くなる そうしている間に過ぎていく時に 忘れたものがいくつかあった 生きてきた、道々の すべてを 仮定していけるほどに今は 震えさえ 止まる 息の、 零れるくちもとに 手、 気づくころには いくつかの 爪が欠けていて、 壊死していく 皮膚の 進行は止められない 剥いても、剥いても 新しいものにはなりえず 新しいものに、なりたかった わけでもなく、 諦めることを覚えた日は、 だから、 今も消えない 雨の降る 一日は 夜のように 見えないものが 見えてくる気持ちになって 飛び出す 素足ではない、 わたしの どこまでがわたしであるのか 留めて、 吐き出せず もはや濡れていることさえ わからない
設定パスワード
画像ファイル
編集する
削除する
[
掲示板ナビ
]
☆無料で作成☆
[
HP
|
ブログ
|
掲示板
]
[
簡単着せ替えHP
]