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群泳するいきものが 空の胎動をとおって わたしは朝がうまれる地点に ゆこうとしている すれ違ったいきものの影は わたしがなくしたものの形に似ていて そのことを 気にしている 月の律動に寄せられて ゆらゆらと 流れつく 影だけが肌にふれる 手の平で覆えるほどの ちいさな影は 透かしてみるとやはり 過不足なく、わたしで それをぜったい うたがったりしない 上手に自分の足元にはりつけて 朝にむかう準備を ていねいにして 思いだしたい人をおもう かみさまに呼ばれなくても わたしは泣くように また心を乞うと、 淡い明けない真夜中に 誓いの印をあげる だからくりかえし くりかえし 正確な基準じゃなくていいから せかいの 上から下までを量って むぼうびに、息をついていって。 そうやって なくしてみて 熱を乞う そういう姿勢で 貝殻みたいにかたく閉ざした あたたかい睫の重なりを そおっとなぞらせて さかのぼるけつえきに わたしだけの呼び名をつけさせてさよならをおおく含みすぎてはいけないから 丁度よい加減で おしはかっては、くれないかしら くみあわさるからだを持って 朝まではとおいんだ 解かれたら(ユメの、終り) 行き来していた熱量は 信じる人へ向かって。 高くのぼって または、おりてこないよ しっているから、教えてあげない したたるひかりのその多さ ここまで来たよ 言われなくても来たよ (うん、ひとりで帰れるよ) 浅瀬の、鮮やかには届かない けれども、うんと新しい そんな分け隔てない いきもののかよう地点に あなたが愛したかたちを持って 着地する
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