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夕暮色の自転車が 裏庭の柵を越えて 死体の真似をしてる 今、なんて? なんて云ったの? スピードの全部が止まる 葬った筈の約束が 夜を漕ぐ なまぐさく黒い 皿の数を 知りたくはない 正座して 刺身包丁の夢を 見たくない 静かな海鳴り 寄せては返す 流線型の言葉 ありがとう と云った あのコの手鞠唄 雨は まだ降っている 破片に限りはない 神様だって嘘を吐く そんなじゃない そんな さみしいは消えてゆく これで最後 これが最後 俯かずに うまく笑えただろうか そう、とても 雨は冷たくない 水母のような傘を棄てて 髪を洗う朝 失くしたものばかりが 光ってる
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