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浅い雲の隙間に 透きとおった月の 浮遊する午後は 誰のものでもあり 誰のものでもなく 沈んでゆくあなたを 思い出と呼ぶには あまりにも近い五月の きっと やわらかなやさしさで 流れていく雨を 降らせた 祈り、のような呼吸で ゆっくりと 包みこむ、夜の帳は * そして、 街がぽつり、と 声を落としてあなたの 忘れ物を拾った 帰り道、のような 山々の向こうは 一つ、また一つと 消えそうな今日を 燃やし続けているのだ ほら 鳥のように鳴く幼い肩を 抱きしめる肋骨 それは母の 胎動をとおる 生まれたばかりの体温を 忘れない記憶の 美しい輪郭 わたしたちの声
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