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写真の百合が ひどく薫るので (実際には枯れている) 立ち上がると張り裂けそうで それは罰でもなく それは罪ではなく 消毒された待合室で しゃがんでる 苦瓜を冷やして夢を見る 空っぽの籠には 龍が墨絵のカタチに 眠るように (死んでいる) あの日の後ろ姿は 振り返らない 三半器官の揺らぎに 脇腹を押さえて しくしく笑ってる 指を絡めたら 咲いたね咲いた 御伽の操縦室が 東方から晴れてゆきます くすんだ冥界にも 洗いたての天使が降る 酸素の濃さに躊躇う もう鉛色で ないないない 何も無い事が 何も無い事を意味しない ただ ある と云えるその自信は 疾うに (鳥肌) 素肌の微熱にうなされて マーマレードの海原で 待っても来ない (喉が鳴る) 薔薇の舟を待つ なるように なりますように 赤過ぎる口を寄せては 黙り込んで 毛布を撫でていると 眠くなる ポケットの中には 秘密を隠したまま ビスケットを齧って (実際には無くても) 愉快な気持ちで 不安を紛らわそう 絶対に泣くもんか 口笛が呼ぶのは 黒縁取りの笑顔 だけじゃない なるなるなる るなるなる なるなる るなる なる る また明日
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