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鍵をうしなう老人の ちいさな沈黙のように のら猫が 丸くなっていた 目覚めをこらえながら ときおり 丸くなっていたその四肢が 小刻みにさけび いのりを持たない身軽さで ひとりでに空を斬る そして 産み落とされた子猫のように 春の乳房をかじっていた 午後三時 散りつもる 梅を焼くひだまりの いちどきりの膝に 白いぬくもりをのこして
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