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◇幻光のプラルサナ◇【非募】

[1]逢煌 07/4 01:29 Android
幻光のプラルサナ

あらすじ>>3___補足設定>>4
登場人物>>18__用語集>>20
新八識一覧>>68🆕

[70]ステラ 08/13 23:49 iPhone
>>67


(集中しようとすればするほど、フラッシュバックしていく暖かい記憶。優しく紡がれる歌、柔らかく触れる指先、子供の…なぜだかわかる、お姉ちゃんの、無邪気な笑い声…。
「このプリズムは、お母さんの指輪より、物語に出てくる宝物より、世界一綺麗。」
そう言ってくれたのは、記憶の中では顔の見えない幼いお姉ちゃんか、はたまた桜色の唇を持ち上げた女性なのか…
どうしても目の前に集中したいのに、その映像や声ばかりが頭の中を支配しようとするかのように、ちかちかとフラッシュバックを続ける。
目の前の兵士たちの波がとても怖いものに思えてならない…

熱い涙が頬を伝うと同時に、光が差すように逢煌の強い声が耳に届く。

「合図を出したら、球状の多面結晶体(プリズム)を奴らの中央に現出させてくれ」

その言葉だけは、なんとか自分の中に掴んで止める。他にすがるものはない。
きつく奥歯を噛み締め、思い切り目を閉じると、さらに頬を伝う涙を感じる。
「ステラの力が必要」そう言ってくれるのは、きっと後にも先にもそう多くはない。逢煌と、それから…

培養液の中では涙なんて、溢すことができなかった。もう一度戻りたいのかと、自問自答する。
なんとか集中して、少し遠方の、波の中心へと丸く美しく、カットの多いダイヤが飾るシャンデリアのように、または辺りを照らすミラーボールのように、大きな大きな美しいプリズムをイメージする。
これならば、お姉ちゃんは喜んでくれるだろうか。もう1人の女性も、優しい笑顔を見せてくれるのだろうか。)

お願い…

(小さな声は、逢煌の作り出した熱に掻き消されるように、宙に消えていった。ただ、想像した通りの大きなプリズムが、何もなかったはずの場所にいきなり出現した、のだろう。大きなどよめきだけが、耳に届いた気がした。)



[69]逢煌 07/23 04:23 Android
うー、ありがとうございます・・・っ

なるべくテンポとストーリー展開は早めて行きますので
恐縮ですがこれからもお願いします。

あと、以前なんとなく呟いていた能力者の一覧表(暫定)も晒しておくので良ければ参考までにチラ見してくだされば。

ボツになりそうなのも居たり、果たしてこいつらが全員登場するまでに何年掛かるのかという所ではありますが(焦)


[68]逢煌 07/23 04:21 Android
存在が確認されている新八識の一覧
(暫定・随時更新)

"織光"(クロス・イルミネート)
"幻晶"(スペクトラル・ミラージュ)
"令緑"(ボタニカル・マニューバ)
"剛音"(フォルティック・ノイジー)
"粘時"(ストリンギー・パンクチャル)
"吸幸"(ミゼラヴリー・ディバイド)
"変空"(ヴァリアンス・エアロゾル)
"回電"(エレキック・サーキット)
"瞬雷"(ボルテック・モーメント)
"静炎"(クワイエット・ブレイズ)
"葬氷"(フューネラル・アブソリュート)
"循水"(エンドレス・モイスチャー)
"量土"(ミリオネア・グランド)
"現獣"(アニマリック・ライブス)
"粒血"(パーティカル・ヴァーミリオン)
"錯生"(ビビッド・ハルシネーション)
"限欲"(リミテーション・ディザイア)
"呼悲"(スロウズ・インヴォーク)
"告傷"(スカーレット・リモーション)
"操意"(プロヴィデンス・オーダー)
"全識"(カオシック・コンプリート)


[67]逢煌 07/23 04:03 Android
>>66
ーー思い出すのは、あの日の記憶。

あの時、手のひらから零れ落ちた全てのもの。

あの日護れなかった面影を、ステラに重ねてーーいる場合ではないのだと、自嘲するように自身の感情をクールダウンしていく。

ただ感傷に浸っているだけでは何も変える事など出来ないのだと、この十年で腐る程思い知ったからだ。

そんな無限に等しい自己問答はとうの昔に終えているのだ、と必死に思考回路を切り替えていく。

このまま、ただ攻撃を加えるだけでは全員を無力化する前に一斉射撃を受け、当然ながらステラも守れないだろう。

となれば何らかの方法で虚を突くしか無いのだが、そのためには。


「俺が合図を出したら、球状の多面結晶体(プリズム)を奴らの中央に現出させてくれ」


助ける、と言っておきながらこの体たらくは情けないが、少しでも可能性を高めるならば伝えておくべきと、単語を選びながらなるべく簡潔にゆっくりとイメージをステラへ伝えていく。

「少し遠いが・・・頼む、今はステラの力が必要だ」

答えは聞けなかった。
その小さな灯火のような可能性に掛けるしかないのだとしても、これより退路は無く、是非は無いのだ。

最後に大きく頷き強気に笑って見せるとそのまま兵士達を正面に捉えて、世界の理をねじ曲げる力のイメージを途切れる事なく練り上げていく。

赤熱。

己の能力で、辺り一帯へ赤外線の見えないエネルギーを一気に発生させると、周囲の建造物は強烈な日射しを受けたように発熱し、サーモグラフを装備した兵士達の視界を瞬く間に赤く染め上げていく事だろう。

直後、サーモグラフの視界を奪われた兵士達は見るからにざわめき立とうとしており、今この瞬間が好機とばかりに突き出した手のひらから太く束ねた光の一閃を放ち、そして。

「ステラ、今だ・・・!」

手を繋ぐような希望を、後に託した。



[66]ステラ 07/19 00:40 iPhone
>>64



…っ!?(チカチカと周りを照らす人工の明かりとは違う種類の、星たちの美しい光に目を奪われていたのもつかの間、手を握る相手から降り落ちる苦い言葉に慌てて視線を下げると、始めこそ目が外の暗闇に慣れずわからずにいたものの、そこには恐ろしい影たちが沢山、こちらに敵意を向けて蠢いていた。
耳に突き刺さるように響く警告音と言葉たち。

これは、どこかで聞いた事があるものだった。
暗い培養槽に入れられる、随分と前…
あまり思い出せないものの、緑あふれる何処かの風景と、優しく微笑む大人の男女、そして今の自分から見たら随分幼いものの、明るく弾ける笑顔と優しさと頼もしさのある、少女と…
いつの記憶かは、わからなかった。
どこかで電子回路を伝わって読み込んだだけの景色かもしれなかった。
ただ、ひどく胸が熱くなって、その景色や人の記憶から離れたくなくて…

思考回路を巡らせるうちに、肩を引き寄せられてハッとした。耳打ちされた言葉に、思わず戸惑う。
ただ、慌てて目を伏せ、こくんと頷く。戸惑ってなんていられない。ここで躓いたら、メールを送り続けた意味もなくなるし、こんな奇跡はきっと二度と起こらないのだ。
形の良い桜色の下唇をきつく噛み締めて、頭の中を振り切るように、ただ集中する。
逢煌が、必要としてくれているのだ。
そう思うのに、頭の中に走るノイズに、どうしても集中ができなくなっていた。)





[65]ステラ 07/19 00:24 iPhone
>>64


まずは、本体様お疲れ様です&こちらもまた間が空いてしまい、すみませんでした。
忙しい季節ですし、なんでも聞いて支えますよ、なんて言える頻度で出現もできなければそんな力もなく…ただ、ステラちゃんは黙ってお待ちしておりますので、気張らず空いた時間にふらり会いにきてくだされば、忘れた頃にお返事返しますよー笑
くれぐれもご無理なさらず。

こちらもなんとかお返ししますので、頑張りましょ!



[64]逢煌 06/28 02:25 Android
>>61
きっとステラは今まで、数多の大人達に裏切られ続けてきた事だろう。

それでも尚、自分のような微かな希望に手を伸ばさんと輝かせた瞳。

この横顔だけは、絶対に裏切れない。

衝動的な誓約の結果として、この覚悟が決まるのならばそれでいい、あとはこの檻から踏み切るだけなのだから。

もう少しでステラと共に自由をーーだが、そんな感慨も知らぬ不躾な物が、視界に入ってしまう。


「・・・全く、息もつかせてはくれないのか」


収容所の壁まであと少しという場所で、隊列を成した兵士達が明らかに此方へ視線を向けているのである。

何故、姿が見えぬはずの自分たちが見付かったのだろうと思考を巡らせて間もなく、あの武装にはおおよその検討がついた。

《直ちに投降せよ! 繰り返す、直ちに投降せよ! さもなくば国家安寧の元に断罪する!》


「あれはサーモグラフィーか・・・厄介な物を」

「・・・ステラ、俺に手を貸してくれるか」

拡声器から発せられる大層な大義名分とやらにも耳を貸すこともせず、ひたすら考えを巡らせていくがここを突破する可能性があるとすれば、それにはどうしてもステラの協力が不可欠だ。

是非もないのだが、この状況を打破しうる唯一の可能性を確実に伝えるべく、肩を抱き寄せるような形で顔を近付ければ言葉を続けようとして。


[63]逢煌 06/28 02:23 Android
>>62


まずは長期の放置、申し訳なかったです・・・

リアルを持ち出すのは無粋ですが、この時期いろいろと身の回りの環境に変化がありまして・・・それに負かされつつあったというのが拙い言い訳です。

途中まで書き上げた返信もあったのですが、そんなこんなでモチベが上がらず腐っておりました。

こうして上げてくれたのが渡りに船と言ってしまうと都合が良すぎますが、ステラとの物語は続けたいと思っているので・・・再開が出来るなら嬉しいです。
つきましては返信をば・・・お待たせしました!

[62]ステラ 06/27 21:18 iPhone




望みが捨てきれず、あげてみます!
地震は大丈夫でしたか?




[61]ステラ 04/16 21:07 iPhone
>>60



んっ…(相手の繰り返した言葉は、研究所の中で発せられていた研究員達の言葉と同じはずなのに、随分崇高で綺麗な言葉に聞こえるのだから、どうしても不思議だった。
なんだか胸の奥に結晶の花が咲くような…そんなことを思って気恥ずかしくなるうち、冷たく刺すような風が微かに吹き込むのを感じて、思わず目を閉じた。吹き込む風が、冷たい色を孕むように細く輝く銀髪を揺らす。
しかし、冷たさを感じてすぐにそれが少しずつ和らぐのを感じる。きっと彼が何かしてくれたのだろうと、繋いだ手を辿るように視線をあげる。)

わぁ…!(外に出るとその横顔が夜闇に見えなくなり、少し目が慣れると何か細かい明かりの中に黒く浮かび上がる。
そして、かけられた言葉に顔を上げる。
細かな明かりたちは、見慣れた忙しい文字たちなんかではなく、それぞれが光を放つ星だった。大きいものも、小さなものも、それらは培養槽の闇に浮かぶ野暮な文章たちなんかとは、質が違う。自ら光を纏い、放つそれらは、希望と呼ぶにふさわしいものだった。もちろんその中に、大きく違った三日月があって。目に映るすべてが、新鮮で美しく、それだけに意味があるものだった。
その力強さに、瞬きをするのすら忘れていればその星空が歪んで…いつしか、白い頬を涙が伝い落ちていた。それはこれからの世界への恐怖ではなく、美しい夜空に感化されたわけでもなく、なんども諦めずに送り続けたメールが、やっと意味を成したこの奇跡に対する感動であり、感謝であり、強く握りしめてくれる手に向けた、尊敬であり愛だった。)



うわああああきらくんがいる!!!!
見捨てずにいてくださってありがとうございました!
早速お返事スローペースど申し訳ありません。
もー最後なんてわけわかんないことになっておりますが、とにかくステラちゃんはお外の空気が吸えて幸せいっぱいみたいです。
よかったねぇ、外に出れて…笑
またゆるーくよろしくお願い致します。



[60]逢煌 04/2 12:08 Android
>>59
「"幻晶(スペクトラル・ミラージュ)"・・・。
なるほど、ステラらしいな」


それは確かにいいえて妙というか、ステラの幻想的な特殊能力を表すのに最適解であるように思えた。
政府には能力者のネーミング専門の部署でもあるのだろうか等と下らない事を考えそうになったが、不意に肌に痛いほど感じる冷たい空気に差し込まれ意識をただされる。

ステラにとっては久し振りの冷たい空気は体に答えるだろうと、無意識のうちに赤外線系の光熱量を増やしていくことで周囲の気温を緩和していく。

そしてついに施設から広めに設けられていた堅苦しい軒下から出れば、そこには。
そこには夜空があった。


「・・・ステラ、俺と踏み出す覚悟があるのなら、この宇宙(ソラ)を覚えておけ。
これが、俺たちが進むべく選んだ道だ」


不可逆な文明の灯火に照らされた夜空は、星の光もかき消されたように少し暗く見えたが、鋭利に輝く三日月の傍らで迷い子のように肩を寄せ会う二つ星が確かに瞬いたように見えた。

黒塗りの夜空を睨み付けたまま繋いだ手を強く握り締めると、もしかしたらステラには少し痛いかもしれなかったが、それは自分自身に対する譲れない決意表明の表れだった。


【ステラ・・・?
ステラアァァァァッー!
いやはや、信じて待っていて良かったです。
うっかり返しミスはこの界隈ではよくある事ですし、私の雑な設定を煮詰める時間が出来たのでむしろ良かったまであるかもしれません(笑)
こちらこそ、良ければまったりと再開できれば幸いです!】

[59]ステラ 02/27 01:13 iPhone
>>57



(背中を叩く温かく大きな手に勇気付けられ、こくんと小さく頷き、繋がれた手を少し握り返して一歩を踏み出す。
ここから先は、完全に未知の世界。
もう、怖い実験も痛い配線も、叫び声もない。
それだけでも多少の辛いことくらい、余裕で乗り越えられそうだ。
ただひたすら、怖いと思う瞬間は逢煌の背中に隠れてやり過ごすと、優しい声で問われて顔を上げる。)

クロス・イルミネート…、私のは"幻晶"(スペクトラル・ミラージュ)って言ってた…

(相手の唇から紡がれる不思議な響きの単語、ひとまず繰り返してみてから、研究室で何度となく耳にした響きの綺麗な単語を思い出し、それのことだろうかと口にして見るうち、乱暴に開けられた扉に差し掛かる。
いよいよ遠い昔に見た、外の世界へ行けるのだろうか。
胸が高鳴り、同時に緊張が体を走り抜ける。
抱き寄せてくれる腕に身を任せて、ゆっくりと足を踏み出して)


ほんっっっとうに遅くなってしまって申し訳ありませんでした!!!!
まだいてくださることを願って、投稿してみます。
うああああ本当にごめんなさい…!それしか出ない




[58]ステラ 02/20 23:52 iPhone
>>57


うんああ気付いておらずごめんなさい!!!
なんだか今回なかなか上がらないなー、年末年始だったしなーと検索してやっと気付き…
とりあえずお返事考えたいしどうしようと思いつつ、一度あげさせてください。
まだいらっしゃいますか?というか、まだ返信してもお返事いただけるのでしょうか…?
お返事なくとも、とりあえず返信考えついたら返させていただきます!
ひとまずごめんなさい!!!




[57]逢煌 12/31 18:54 Android
>>56
「よし・・・向こうなら兵士が少ないはずだ。
追い詰められないうちに外に出るぞ」

大分暖まってきたステラの体温と、緊張気味の鼓動が伝わってくるのを感じれば、気持ちを切り替えるようにほんの少し強めにステラの背中を叩いて、大きな深呼吸を終えると同時にステラの手を取り再び一歩を踏み出していく。


予め幾つか当たりを付けていた逃走経路から、兵士達が少ない方を選びながら慎重に進んで行くと、すれ違う時の接触にさえ気をつければ、やはり認識はされていないようなので一先ず危機は脱したのだろう。

「・・・ところでステラ、その新八識は何て呼ばれているんだ?
俺のは"織光(クロス・イルミネート)"と付けられたらしいが」

道中、小声でそんな事をステラに聞きながら進んでいくと、やがて左右の曲がり角が10を越えた辺りで非常口を示すマークのついた扉が損雑に開け放たれており、恐らくは日戦闘員が我先にと押し寄せて逃げ出していったのだろうと見てとれた。

そこから外に出て壁を抜ける事が出来れば、望むべくした未来は訪れるはずだ。

ステラの腰を抱くように横並びで歩きつつ、ここからは一際狭い通路となるため、人の気配を探りながら慎重に進んでいくものの、ここまで順調過ぎる道中にはどこか得体の知れない空気がピリピリと肌を焼いているような感覚を覚えはじめて。


【私が不甲斐ないばかりにさほど進められないまま今年も終わってしまいましたが・・・。
今後は二人の力を合わせて窮地を脱し、その先でも他の能力者との戦闘イベントなどを予定しておりますので、そこまでお付き合い願えれば幸いです><
かくして私としてはステラとのコミュニケーションを楽しみに、いい年を迎えられそうです。
それではまた来年、良いお年をっ・・・!】

[56]ステラ 12/14 19:06 iPhone
>>55




(細かいプリズムの雪の中、包むように抱きしめてくれる腕は、今まで感じた何よりも力強くて温かい。昔、囚われる前に自分を守ろうとしてくれた家族を思い出し…その顔までは、薄れた記憶ではわからなかった。
しかし、今は逢煌がいる、そう思うと不思議と囚われの身よりはるかに心強くて。
そうするうちに通り過ぎる「怖い人たち」に思わず胸元に顔を埋めると、早い鼓動が聞こえる。逢煌も、怖いのだろうか、そんな事をうっすら考えるが、気を離すとプリズムが大粒になってしまいそうで、慌てて気持ちを戻す。
足音が遠ざかると気が抜けて息を吐くも、すぐに言われた言葉に瞳をあげる)
…(問われた言葉にこくり頷き…この先も、まだしばらくこの怖さから抜け出せないと思うと気が滅入りそうなものの、そこを抜け出せば、何度も夢見た外の世界、そう思うと未知への怖さとともに、明るい世界への憧れや喜びに、腕が震える。もう一度逢煌の胸元に顔をぎゅっと埋めて、頭に感じる温かい手に身を任せて)



お疲れ様ですー
なかなか遅くなった上にしゃべらんのかーいってお叱りが来そうですが笑
なかなかこの時期忙しいですね。
はい、おっしゃる通りこのままいくと無知、コミュ障ゆえのぐいぐい路線にハマりそうですね。いいかもう←
お姫様は甘いものにご満悦しそうですね。お腹いっぱいで寝ちゃわないといいけど←




[55]逢煌 12/6 23:57 Android
>>54
「・・・どうやら、俺達の相性はいいようだな」


さながらスノードームのように二人を覆い漂う結晶片に煌めく光子を操っていくと、まるでステラの能力で推進力(ブースト)を得たように、一人の時に能力を使っていた時よりも遥かに正確な効果を発揮し、世界の理を限定的にねじ曲げていく感覚を、精神的な感触として全身から確かに感じていく。

「これなら完璧と言っていい、無事にやり過ごせるさ。
それに、俺はステラを"助ける"と約束したつもりだぜ」

ステラの怯えるような声音にそう返せば、確かに今まで使ってきた中でも完璧に近いものであるものの、それでも念を押すようにステラを抱き締めて息を潜めるが、この鼓動の速さまでは隠しきれないだろう。

やがて遠くで聞こえていたはずの排他的で物騒な言葉の連鎖や、硬い床を打ち鳴らす足音と武器の金属音が近くまで――いや、通り過ぎていく。

最初は一人、二人とまばらだったが、やがては隊列をなした武装兵士が数十人ほどが通り過ぎていった。

数人ほどがこちらに視線を向けた時は肝を冷やしたが、どうやら兵士達の目からは完璧に潜伏しやり過ごす事が出来たようである。

敵の気配が途切れた事でようやく安堵のため息をひとつ漏らすと、先ほどよりも馴染んだように感じる能力の波長を微調整しながら、労うようにステラの頭に手を当てながら訪ねて。

「・・・ステラ、しばらくこのままの状態で行けるか?」



【いやはや、なかなかやりたいことに時間が取れなくて滅入ります・・・。
ステラちゃんはコミュニケーション不足故の、なんかこう・・・歯に衣着せぬといったイメージが似合いそうな。
ほぅ、無知シチュの流れならば逆にアリですね・・・!((】

[54]ステラ 11/26 23:29 iPhone
>>53



…(逢煌が何かしようとするも、失敗したのだろうか、悔しそうにする声が聞こえた。ただ無意識に出した結晶の雪を見ると、何か思いついたのだろうか、こちらを見てくれた。
肩に温かい手を乗せられ問われた言葉、この結晶たちを出し続けるだけ、なんて今までやっていた情報操作からしたらなんてこともなくて、何をしたいのかわからないものの首を傾げつつこくんと頷く。
少しでも、これが彼の役に立つのだろうか。今までの気色の悪い研究者たちに力を使うくらいなら、自分を助けようとしてくれる相手に使う方が何倍もやる気が起こる。そんなことを考えていると、足元に薄く積もり始めた結晶が、雪の華のように人知れず美しく咲いた。

ばたばたと自分たちを探す足音はどんどん近づいて来ていて、同時に自分を呼ぶ声もする。怯えないようにか、優しく呼ぶ声もあったものの「出てこい、化け物姫」と明らかに脅そうとする声もあって。
少し怖くなれば下唇噛み締めて逢煌の大きな腕の中、胸元にそっと隠れてぎゅっとしがみつく。)

…逢煌、見つかったら、私も殺されるの?(今まで何人もの悲鳴をガラス越しに聞いて来た。それ故に初めての逃避行に不安はいっぱいで、思わずそんなことを消えそうな声で聞いてみて)



いやーなかなかこの時期忙しいですね。
ステラちゃんはやく甘えさせたいのでクールキャラ壊れてますが、もう少し外の世界になれたらつんつんにしましょうか←
栗が採れるなんて羨ましさの極みです…!栗ご飯食べたいなー誰か作ってくれないかなー(ちらっ
あ、ホイップですね、了解です。
身体に塗ったそばからお姫様が食べちゃったらごめんなさい←




[53]逢煌 11/20 22:07 Android
>>52
ステラと互いの温もりを確かめるように通路の端に身を固めたままま、能力で光の屈折を用いて姿を消してしまおうと、脳裏に思い描くイメージを具現化するように、次第に二人の体が陽炎のように揺らめき始める。

「・・・く、駄目か・・・っ」

だが、人数が増えるとコントロールが難しく二人の体を完璧に隠す事はやはり難しいように思えた。

そんな時、周囲にダイヤモンドダストのような結晶が瞬く光景にしばし目を奪われる。

一見すると氷雪系にも見えるこの能力が極まったものが、先の部屋で自分が試験管を割った際に見たアーチなのだろう。

とすればステラの新八識(シャクティ)は物質の結合・・・いや、結晶体を造り出すことか。

「そうか、結晶が光を反射させているんだな・・・」

光のスペクトルが乱反射してキラキラと輝く光景を目の当たりにすれば新たな可能性を閃き、片膝を着くようにかがんでステラと同じ高さに目線を合わせれば、華奢な双肩に両手を添えると真剣な面持ちで言葉を伝えて。

「ステラ・・・俺の能力と組み合わせてみたい。
このまま、結晶片を出し続けられるか・・・?」


【いえいえ、遅レスはお互い様というか私の方が多いのでっ。
王道を行く林檎や梨はもちろんですが、庭で採れる栗も甘くて毎年楽しみなのです・・・!
あぁ、どうせならホイップクリームも追加で!((】

[52]ステラ 11/15 07:51 iPhone
>>51



(眉を下げた不安な顔で、こくりと頷く。そのまま細い通路に入ると壁がすぐ背中に当たりそうで、思わずその固く無機質な感覚よりも相手の背中にピタリとくっつく。
逢煌は背が高いから、視界はほとんど相手の黒い服、でも不思議と不安はない。その服の背中をぎゅっと握ると、相手の暖かさと鼓動、息遣いが感じられるから。
思わず安堵するように、その背中におでこをつける。鼻に感じるのは培養液の匂いではなくて、相手のお日様のような温かい匂いとそこにかすかに混じる汗のにおい。この人を守りたい、そう願って瞼を閉じると、細い路地を隠すようにそこから広範囲の空間に、チラチラと結晶体の細かい雪が舞い始め)



なかなかに遅れてしまいました、すみません。
あれ?体の強さだけが取り柄だと思っていたのに、私も毎日マスクしてるぞ?笑
一年通して、なんでも美味しいけれどこの時期の果物勢は本気を出して来ていますからね。
あーーー
ステラちゃんも果物女体盛りでもして待たせましょうか(ただの変態か



[51]逢煌 11/9 03:50 Android
>>50
「ステラ・・・か、分かった。
・・・じゃあステラ、奴らをやり過ごすために俺の能力を使うからこっちに来てくれ」


しっかりと噛み締めるように少女をステラと呼ぶと和んだ心もそこそこに、徐々にけたたましく近付いてくる足音に視線を上げて耳をそばだてる。

音からするとそう遠くない場所まで来ており、ステラの不安げな表情が目に写った。

自分の新八識(シャクティ)をもってすれば無理矢理に突破する事も可能であろうかと画策するも、何よりも優先すべきはステラの安全を確保する事だと言い聞かせるように感情を冷やすと、そのままステラを促すように大きな通路から入った暗がりの細い通路に入れば、そのまま自然な流れでステラを壁際へ追い詰めてしまうような形となって。

【体が弱い勢には辛い季節か・・・マスクが手放せません。
まぁ食べ物は美味しい季節なので許します((
あぁ、でもステラをいきなりとって食ったりはしないので安心して下さい!(食欲に負けないとは言っていない)】
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