返信する

[1] ぎんときくんへ
By 来島また子

おげんきですか?
わたしはかわらずげん…って書こうとしたけど、なんでか恋文より呪いのお手紙感が出ちゃってるからやめとこ。

きっと濃い時間を過ごしてきたんだろうなっていう素敵な捜索願に紛れ込ませていいか分かんないほど、アンタと過ごした時間は少なかったから。そもそも覚えててもらえてるかもわからない。そして過ごした時間を少なくさせたのは私がアンタから逃げちゃったからで。
は?何してんの?この美少女って思われそうだけど、まァこれは自己満っス。もう何年も前だしね。


・私が独り言垂れ流し続けてたら来てくれた
・偶然憧れの人が一緒

過ごした時間が少なすぎてロクな鍵もないっスね。
でも私とアンタの組み合わせもそんなに多くはないはずだから、多分本人が見ればわかるはず。

じゃここからは更に自己満、っつーか禊?を少々。
あんなに短期間でマブダチみたいになってくれてたのに、急にいなくなってごめん。
…実を言うと私、ちょっぴり惚れてた。こんなに息が合うダチって久しぶりで、毎日言葉を交わすのが楽しくて。たまに言ってくれる言葉が嬉しくて苦しかった。
だけどさ、アンタの恋バナも聞けば聞くほど応援したくてさ。カッコいいんだか可愛いんだか、応援したいのかしたくないのか、よくわかんなくなっちゃったっスよ。
初々しくてでも輝いてて絶対手の届かないアンタと、そんなアンタを囲う人達がちょっと私には眩しかったっス。一瞬でもお近づきになれて嬉しかった。ありがと。

今はもう多分この世界にはいないんだろうけど、今この瞬間の私みたいに、急に昔を思い出したアンタにいつか伝わるといいなっていう一縷の希望をもって。
…なんかしんみりしちゃったァァァ!恥ずかしい!以上!

10/31 19:30
[編集] [返信]
[*前][次#]
返信する

[戻る]


BLコンテスト・グランプリ作品
「見えない臓器の名前は」