1.坂田銀時 なァ、 相変わらず多忙を極めてるであろうオメーの負担になんのが嫌でよ。忠犬宜しく待てを決め込んでは居るが…まァ、会いてェとは思うぜ。突然会いに行ったら喜ぶ…訳ねェな。 出会った場所は此処じゃねェし、オメーがこんな場所を見る人間じゃねーのも分かってらァ。…だからこうしてテメェへの慕情を綴れんだけどな。 もう直ぐ出会って一年が経つ。…あっと言う間だ、本当に。なァ、覚えてるか?高杉。 此処へ言葉を綴る為の鍵はオメーが初めて俺に会いに来た日付だ。万が一気付く事がありゃ痕跡を残して行けや。 記念日でも何でもねェ今日、無性にオメーが恋しくなったんだ。――近ェ内に会いに行く。 2015/12/8 09:09 [編集] |