[返信][最初][最新][検索]

/12
[1] By 坂田金時
宵酔【閲覧注意】凍結


宵酔

不眠の朝と宵闇の帰路に



半完混合
閲覧注意



>>10 書庫雑納





2012/12/09 16:00 [返信][編集]
[72] By 高杉晋助



夜露に濡れる花の如く
雪を水に還す陽の如く
静かな夜の宵闇の御伽話を
読み耽るその手がいつまでも
優しいものを手放すことがないように。

此処からはもう
決して離さないでいてくれ。
俺はもう離れやしないから。



2017/01/20 00:36 [返信][編集]
[71] By 坂田金時


海沿いの街に来た。
鯨の背中みたいな場所に行ってみた。
デケェ船が止まってるけど……
なんかデカすぎてよくわかんねえな。
本当に動くのコレ。

ミルクコーヒー…すら飲めないんで紅茶を買ってマフラーに鼻先埋めてぶらぶら歩く。
…急な事で、とるものとらず出てきたせいか持ってるのは財布と時計とほとんど使えねーケータイと、…あ、煙草忘れた。

てなわけで街角の煙草屋で煙草を買う。いつもの癖で二箱買っちまったけど……まあ、願掛けってことで。
にしても、パーラメントって意外と高いんですね。まあ煙草なんざみんな似たようなもんだけどさ。……味は、まあまあかな。悪くねえよ。

あいにく今日は雨だけどそれでも少し暖かい。明るい小雨の日の心地よさは何かに似て、心を静かにする。

叶うなら、こういう天気の日が良いなあ。



2017/01/20 00:35 [返信][編集]
[70] By 坂田金時


最後の話
久々に放蕩の夜を迎えた。
なんでもないことを言い合った。
笑ったりまあ、怒られたり。
何も、本当のこと言えなくて
またなって言うやつらに
手を振り返すのがやっとだった。

見慣れたはずの街の灯りが
あんまり眩しくて眩暈がした。
此処に留まってばかりはいられねーのに
揺らいだ宵闇から離れ難くて仕方なかった。

最後に出逢った喫茶店と
離れ難くて立ち止まった場所。

あの日、手を握ってみたかったって言ったらお前は笑うかな。さよならと言うのが怖くて優しい表情に胸が痛んだ。迫る時間を恨んでいた自分を悟られたくなくて、足早に背を向けたこともあったな。

汚くも美しく強い夜の街。
全てを受け入れて静かに眠り行く孤独の街。
だから、今たった独りでも可笑しいくらい怖くないと思えたのに、過ぎる風の匂いに、どうしてこんなに胸が痛むんだ。何千何百と行き交う人の中で、どうしてたったひとつの別れが惜しいんだ。俺にはもう、答えを見つける気がしないけど、好きな季節を少しでも多く感じられるなら良いなあ。夏は少しだけ短くするよ。夏祭りが楽しめる時間だけ残して。

最初で最後のラブレターとかダサすぎて格好悪くて、まだまだ自分がクソ餓鬼みたいで本当情けないんですけどね。でもこれで完璧なさよならになるなら悪くないんじゃねーかなと。お別れを済ませたら、すこしすっとした。いや嗚咽も止まらねーけど、まあ、こう言う終止符もありっちゃありってことで。

さて、最後とは言えやっぱり締まらねえのは俺の性。立つ鳥跡を濁しちゃってもしょうがねえし、残りわずかな時間は消えてくし…っつーことで次に此処に来れんのがいつか分かんないから最後にお前に少しだけ。

お前と一緒にいれて、サイコーに幸せでした。俺に時間とか心とか、たくさんくれたことは忘れねーよ。つーか忘れたくても忘れられなかったぜコノヤロー。

お前への気持ちを
変わらずに持てたことが嬉しかった。
出逢ってくれて、ありがとな。
ずっと、ずっと大好きだ。


2017/01/18 04:45 [返信][編集]
[69] By 坂田金時


気が向いて、歌舞伎町の近くを歩く。
もう何度も潜ったアーケード。
人混みを、俯いて歩くけど
お前とすれ違えそうで
諦められない明かりが
ただ増えていくのを
煙草くわえて見上げた。

もうこの街の夜に来ることが
あと何回あんのかなあなんて思ったけど
それでも叶うなら
会いてえよ、馬鹿。



2017/01/17 19:30 [返信][編集]
[68] By 坂田金時



重い腰を上げたが気が乗らねえ。
暫くは檻同然なんざ、これでも短気を仕舞ってたけど流石に堪忍袋も切れるってもんです。そんなわけで約束が違うっつーことで、鳴り止まない電話の電源落としていつも通りの日を過ごした。

いつの間に俺はこんなになっちまってたんだろう。ぼろぼろになっちまっても聞き分けがねーのは生来の悪い性だってのも分かっちゃいるがどんな馬鹿だって言われても、俺は俺の日常を変えるつもりはさらさらないんだよね。
馬鹿だって笑われちまうのは分かってて、それでもたった数日、数秒でもお前を思う時間を減らしたくなくてさ。なあそんな馬鹿らしい理由、叱りつけてくれよ。お前にしか語れない言葉が積もっていく。

でも、もし俺の時間をお前に遣れんなら
キレーな檻の中も悪くないよな。



2017/01/17 02:43 [返信][編集]
[*前][次#]
返信する

[戻る]


「#幼馴染」のBL小説を読む
BL小説 BLove