02/04 04:13

「腕が……………」
6mg..

最初は自分からちょっかいを出す 
そして部屋に行きだしてほどなく当然のように介護同然の世話を焼くようになる  
実に都合のいいことに部屋は隣同士だった

ところが愛する顔に重なって見知らぬ死体が見えだして、薄々自分でも気づきはじめる納得しはじめる
(ああだからずうっと一方通行な気がしていたのね) 
抱いていることはおろか、隣にあるのさえ気持ち悪い、嫌な空気を放っている
それでも、側にある間は世話も焼くのだが 
部屋を出てしまったら急に怖くなって自室の隣に逃げ隠れた
すると コピーの姿で追いかけてくるのだ

土足で室内に上がり込み、ゆっくりと視線を移動する目と目が合ってしまう 
貼り付けたような笑顔で かえろうおいで というのがものすごく恐ろしく
嫌だ嫌だ と叫び 少しでも距離をとろうとしていた 

腕が...………………………

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