06/14 03:38
「それは、愛じゃない。」
ANSWER
これまた、とんでもないですね。
殺人ですよ。
17歳の少年が15歳の少年を殺害。
相談してきた女に惚れて、その女を困らせる女の彼氏を許せなかった、と。
何それ、と。
交際ってのは、当事者同士のもの。
うまくいかなけりゃ本人が自分で別れることを決めるんだ。
第三者にできるのは、導くことだけであって、道を作り替える「道路工事」なんてやっちゃいけないんだ。
恋なんてのは、終われば忘れる。
女の子なんて特に。
そして、また新しい恋に踏み出すんだ。
だから、高校時代の恋なんて些細なことで、人の人生をめちゃくちゃにしちゃいけない。
「相手の存在を消すしかないと思った。」
すぐに存在抹消に走るという、最近の若者の考えが全く理解できない。
「存在が消える」っていうのは、RPGで仲間が死ぬのとは違う。
その人がいた場所は穴になって、ずっと埋まらない。
そして、傷口のように何人もの人の心で痛みとなる。
実際、人の存在について「消す」っていう表現は正しいのかが問題。
映画やドラマの見すぎじゃなかろうか。
人が「いない」ことになるなんて有り得ないんだから。
鉛筆で書いた文字とは違う。
今回の事件でどれ程の人が傷付いたか。
被害者の親は苦痛だろう。
俺の想像では足りない。
被害者の仲間は悲嘆だう。
信頼できる仲間を失ったという人間もいるだろう。
加害者の親は苦悩だろう。
自分の教育が間違っていたと、暗に示されたのだから。
しかし、一番可哀想なのは、女の子だ。
恋人の死を悲しむだけではすまない。
恋人の死を、自分の責任だと苦しむかも知れない。
後追いを考えるかも知れない。
人を愛することをやめてしまうかも知れない。
後に、恋人からDVを受けても、誰にも話せないかも知れない。
惚れた女を傷付けても、
自分は正義だと
女のためだと
愛があったと
彼が言うならば
俺は彼を許さない。
それは、愛じゃない。
履き違えるのもいい加減にしろ。
May god be with her.
被害者様の御冥福、
関係各位の一刻も早い回復を願い、駄文を閉めさせていただきます。
編集

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