投稿日08/11 00:07

「忘れない、忘れたくない」
柚谷ねこみち

まずはひとつ、ご報告というのか‥種明かしというのか

1046通目の宛名のないメール‥今までのコラムを見ていただいていて下さったりして、気付いた方もいるかもですが、あのメールを出したのは私です。

何故ここにこんな事を書くのかと言うと、これから書くコラムの内容にリンクするというのか‥私の内面も少しお伝えしてから、書こうと思ったからです。


私は今、動物看護士の見習いとしてとある動物病院で働いています

9日の夜のことです

雨の中、作業服を着た男性が段ボールをひとつ持って来院されました
段ボールの中には衰弱しきった猫‥野良猫を保護して、連れてきたそうです

けれど、その猫は自分では飼えない‥とのこと(病院で引き取ってくれると思い連れてきたみたいでした)

とは言えうちの病院での話にはなってしまいますが、猫を引き受け育てる事は出来ません
様々な事情もさながら、こうやって連れてこられたのはこれが初めてでは無く‥また、このような子を全て引き受けてしまったら、病院はパンクしてしまいます。聞こえは悪くなりますが‥病院もひとつの会社、慈善事業ではないのです
命を目の前にそういう事を出すのは間違っているとは思います‥それでもこれが、私が居る病院のひとつの方針です(とは言え、様々な訳有りな猫が数匹、病院には鎮座されておりますが‥これ以上は、もう無理です)


では、猫はどうするのか

行政に依頼して、然るべき処置を取ります
聞こえは良いですが‥安楽死、の意味です


引き取り手が居ない動物の最期は、こうなってしまう


居たたまれなくなって里親を個人的に探しましたが、見つからず‥私が引き取りたいのも山々ですが、私の所にも訳有りな猫が二匹居て、これ以上責任を持って面倒を見ることは不可能です


現実、の厳しさと自分の駄目さに歯痒さしか感じられません



明日、11日に行政が引き取っていきます
反面、衰弱していた猫は回復を見せているとのこと(私は公休だったので先輩から聞いたのですが‥)




幸なのか、不幸なのか
何が悪いのか良かったのか
私には‥わかりません

これからもきっと、同じ場面に巡り合います
その時もきっと、同じ感情を抱いて生きてくのだと思います

辛い、凄く辛い
それでも‥やらなければいけないことがある
ジレンマを抱きながら、生きてくしか無いのでしょう


‥まとまりがない文で失礼しました

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