03/04 21:06

「気付いてしまった」
朱音

寂しくなんて、なかった。


電話をしなくても、
メールをしなくても、

耐えられないと思っていたけど、
耐えていた。

電話がない日に慣れ、
メールが少ない事にも慣れた。


慣れって恐ろしいね。



いつも関わっていたいし、
彼の一番になりたい。

だから、私の全てを知って欲しかったし、
私も彼の全てを知りたかった。



距離がある分心を近くしたかったし、
距離があるから本当に付き合っているのかさえ分からなくなる。

文明の発達した機器でしか
繋がりあえない私達。


数十年前では、関わりあえなかったであろう
私達。


だから、一緒に居たかった。
一緒に居れなければ
同じ時間を共有したかった。



だから、電話やSkypeやメールにこだわった


いざ、やめてみると
慣れは本当に恐ろしいもので
特に寂しいとか思わなくなった。


けれど、今日久しぶりに20分くらい話した

2日前は8分で切ったから。

いや、切らなければいけなかった。



私の我慢が抑えられなくなってしまいそうで。



案の定、久しぶりに話して
気付いてしまったじゃない。


気付かないように、してたのに。

電話越しに聞こえる彼の声は

私の1番好きな声で。
安心をくれた。
安らぎをくれた。
温かさをくれた。


やっぱり、我慢してたんだと。
寂しいなんて思わないように、
家に帰って早く寝た。
寂しいと思う時間
そのものを潰してしまえば

そんなこと
感じられなくなるでしょう?


でもね、やっぱり気付いてしまった










あなたが大好き。













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