01/28 17:34

「○○」
朱音



じゃあね



とさっきまで繋がれていた手を放す。


温もりはその瞬間に失われて、
締め付けられていた手が自由をとり戻す。


あなたから1歩、2歩と離れていく。



気のせいか、風が冷たく感じる。



じゃあ、また…



零れだす涙を必死にとめ、言葉を放った。

帰りの電車に乗り、席につく。

窓ガラス越しに見えるあなた。



彼は息をハアッと出し、窓ガラスを曇らせる。

私がキョトンとしていると言葉を綴る。


『○○』


プルルルル〜
と鳴り、電車は動く。

外は雪。

走っている電車の窓ガラスには
鏡越しの

『スキ』









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