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 おこして
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僕はあだ名に眠り姫ってつくくらい、よく眠る。(姫ってのはどうかと思うけど・・・)
まどろみから一気に眠りに落ちる心地よさ
眠ることで、あぁ僕幸せだなぁって思うんだ。

でも、僕が寝るのが好きな理由はそれだけじゃないんだ。

「海。うーみ。起きな」

耳元で響く心地いい声。
そして優しい手が僕を撫でながら
ゆっくりと僕を眠りから引っ張ってくれる。

「ん〜・・・」

本当はもう半分くらい起きたけど
わざと唸り声を上げる。

どうしてかって??

俺のその反応に、敦志はふっと笑い

”ちゅ・・・”

「・・・オハヨ。」
「おはよう」

眠るのが好きなのは、敦志がこうして起こしてくれるから。

あなたじゃないと僕はきっと目覚めることができないんだ。

「俺が起こさなきゃずっと寝てそうだな。」

なんて敦志は笑った。

そうだよ。だからいつもいつでも
僕を起こして。







2007/04/04
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