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 看病します!
© sui 
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 キーワード:兄弟
 あらすじ:兄の爽(高2)が風邪を引いて家で寝ているため、弟の光<こう>(中2)は看病するべく、学校が終わるとまっすぐに家へと帰った…
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「爽兄〜っと…」

帰って来て、真っ先に爽兄の部屋へ来ると、爽兄は苦しそうに寝ていた。

キリッとした目は伏せられて、整った顔が歪んでる

爽兄が風邪ひくなんて珍しい。
いつも俺ばっかり風邪引いて、共働きの両親に変わって爽兄がいつも看病してくれた。
格好よくて優しい兄ちゃん。
だから今日は爽兄のために、俺が看病してあげるんだ!!
「ん…ぁ??光??」
爽兄が目を覚ました。
「あ、爽兄、大丈夫??熱はどう??」
「熱は…8度。8度5分」
「8度5分??高いね、どれ??」
おでこを触ってみると凄く熱い。

とりあえず、アイスノンを取ってきて、頭の下に入れた。
こうするだけで大分違うんだよね。
「ハイ。爽兄」
「光、サンキュー…お前も風邪引かない、気をつけろよ」

そう言ってにっと笑って頭を撫でてくれた。
その手はいつもより熱い。
俺の為に、苦しいのに心配してくれて…優しいなぁ爽兄は。

やがてまた爽兄は眠りだした。
「さて…爽兄すごい汗かいてるなぁ。」タオルで首元とかを拭く。
そのとき触ったTシャツはもう汗でびしょびしょになっていた。
ズボンも腰のあたりちょっと怪しい…
「これは着替えなきゃ…」
着替えと、あときっと下着も濡れてるはずだから用意して、寝てる爽兄を起こさないようにして着替えさせた。

なんとかTシャツは着替えさせた。
「次はズボンと下着だな!!爽兄、ごめんよ〜」
一応断って、ズルッとズボンと下着を下ろした。

そしておれはドキッとした。
だって爽兄のちんちんが、ゆるく勃ち上がってたんだもん。
「熱のせい…かな??」

それにしても半勃ちでこのままって結構苦しくない??

爽兄は寝てる

ドッドッドッドッ

心臓の音がうるさい。
「爽兄…今楽にしてあげるね」

ごくりと唾を飲んで、俺は意を決した。
爽兄のその緩く勃った物を握り緩く上下に扱き始めた。

するとだんだんと堅く、反りたってきた。

どうしよう
本当はこんなこといけないんだ
なのに

「っ…ハァ…ハァ」
熱のせいじゃなくて俺の与える快感に歪む顔を見ると、

凄く嬉しいんだ

「っぁ…ハァっ…は」
「爽兄…イッて…??」
「っあ…ハァっ…う!!」
先端をぐりぐりといじると、爽兄は俺の手の中に精をぶちまけた。

そしてまたすやすやと眠りに堕ちた

翌朝、爽兄は熱も下がっていつもよりスッキリ目覚められたんだってさ。

めでたし??







2007/06/19
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