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愛しいと想うとき
Ｒ指定:---
ｷｰﾜｰﾄﾞ:ﾔｷﾓﾁ/意地っ張り先輩×ﾓﾃﾓﾃ後輩/甘?
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ぶっちゃけ,俺モテる。笑
「翔ー♪今日カラオケ行こー！」
「Ｂ組の仔が翔と遊びたいって！」
『へぇー！何人？』
「今日は５人！♪」
―ほらね。笑
放課後はだいたいいつもこんなカンジ。
「行こうよ！まゆも来るよ。翔，カワイイって言ってたじゃん。」
『え！マヂ？』
まゆちゃんか。
パッチリ二重で，小さくてふわふわした仔。
「―翔っ！！！」
『あ。どうしたの？歩先輩？』
「…っ！俺帰るっ！！」
似てるんだよね…歩先輩に。笑
『まいちゃん。俺帰るわ。またね。』
「えー。翔ぅー。」
―――…
『んー…マヂで帰ったかな？』
カラオケなんかより歩先輩と帰るつもりだったから，心配しながら靴箱に向かった俺。
『あ。いた。歩先輩！』「何だよ。あの仔達とカラオケ行けばいいじゃん！」
『なんで？』
「"まゆちゃん"来るんだろ？よかったな！カワイイ仔と遊べて！！」
そう言い残して歩き出す先輩。
うふふ。
あきらかﾔｷﾓﾁ。
『行かないよ。』
「っ！！！///」
『俺，先輩すきだし。』
歩き出した先輩を後ろから抱きしめながら言うと…
「ばっ…！ばか！！！」
―あぁ。
…こういう時。
君を愛しいと想うよ。笑
『歩先輩。天気いいね。』
「…うるさい」
END
2008/01/31
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