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忘れ物の秘密
R指定:無し
キーワード:中学生/微甘/微黒
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「深春!おい、あれ知らない?あれ!」
本日は金曜日
夜7時……32分
学校帰り、僕の家で“遊んだ”後の話
時雨がそろそろ帰るって言ったとき、時雨は騒ぎ出した
「なーに?あれってどれ?」
「オレの財布!やばッ、無くしたかも」
「ココに来たとき持ってた?」
「わかんねぇ。ひょっとしたら学校かも…」
考える時雨を見ながら僕も考えた
何をって?
実はその財布、僕が持ってたりします
や、盗ったわけじゃないよ?
ベットの下に落ちてたからさ
でね、中見たら写真が入ってた
僕と時雨のツーショット
ちょっと嬉しかったよ
「まぁ、今日は諦めなよ。別に大事な物が入ってるわけじゃないんでしょ?」
中のお金は二千円って時雨は言った
財布だって特に高級品じゃないとも言った
というわけで、僕はカマをかけてみる
大事なのはこの写真でしょ?
素直に答えて欲しい、と思う
「違くて、あれ誰かに見られたらダメなんだよ!」
あぁ、見られたら恥ずかしいんだね
「あれって、何?」
さぁ、僕との写真って言って
「その……ゴム」
………え?
「お前がどこででもヤるし、中に出すし。大変だからだよ!!」
僕がキョトンとしてたら時雨は恥ずかしそうに紅い顔で叫んだ
微妙な勘違い
「それ…だけ?他には?」
「それだけだよ。ったく、ヤバイヤバイ」
そわそわしながらまだ考えている
んー、ちょっと心外
確かに写真持ってること僕に言いにくいンだろうけどさ。
素直にならないンならいじめちゃうぞ?
僕は後ろから抱き着いた
時雨は驚いて振り向くがもう遅い
「時雨、たまには素直になりなよ」
「は?え…?−ッ」
時雨が戸惑ってるうちに僕は時雨の躯をまさぐる
さて、覚悟してね?
2008/02/04
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