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 祭の夜と君と僕
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   あらすじ:年下の彼とデート
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祭の夜店が出てるから待ち合わせして行こうと誘われた

僕は仕事帰り、彼は学校が終わってから

「あ、タコ焼き食べたい」

「お面!似合う?」

意外と楽しそうにはしゃぐ君に嬉しくなる僕

普段、年上の僕よりクールだから(冷徹とも言う)

子供っぽいとこもあるじゃないか

「ほら、こんなの」

クジ飴で当たった玩具の手錠を見せ、笑う

僕の右手に手錠をかけた

「こらこら」

笑い返す僕の左手にもう片方がかけられる

「…ちょっと」

無邪気な笑顔がニィと
腹黒笑顔に変わる
しまったヤラレた

「ッ取ってよ」
「取って下さい、だろ」
「…取って、下さい」
「やだ」

この野郎〜

クククと笑い鎖を引く君

「誰かに見られたらどーすんだよ

…何で暗いとこ行くの?」

「取って欲しいンだろ」

「ここで取れよ」

君は鎖を離して勝手に歩いていく

「おいッッ」

振り向き手錠の鍵をチラつかせる

悪い顔してるよ(泣)

仕方なく付いていく僕

ちくしょーッッ
無邪気どころか邪気まみれだよ!!


【了】







2008/02/20
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