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 珈琲は焦げ茶色
© SHADOU 
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   あらすじ:恋人の甘々な1日。
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「なぁ…美味しい?」
ソファーに横になり、吾妻の膝の上に頭を載せる、ひざ枕っというやつだ。

我妻は、珈琲が好きで毎日朝・昼・晩っと飲んでいる…俺の彼氏様だ
「っんだょ、急に…」

鋭い目に眉を寄せている姿は、凄く怒ってる様に見えるけど、ただたんに怖い顔ってだけで、本当は困ってる顔何だ…

「だって、毎日飲んでるじゃん…その焦げ茶色」
珈琲は俺にとって、全体的に未知の飲物だ…あれを平気な顔で飲む人も未知だ…
「…飲んでみるか?以外と旨いかもしれなねぇし」
「嫌だよ…苦いもん」
死んでも飲みたく無い…苦虫を噛んだような顔をし拒否する。

「っふ…まだ、子供だな味覚」
意地悪な笑顔ではない、柔らかい笑顔が好きだ…頭を優しく撫でてくれる手も大好き

「別にいいだろっ!子供扱いすんなよ!!」
少し拗ねた様な、怒った振りをし両手で吾妻の顎を力いっぱい上へ上げる

「悪いわるい」
苦笑気味に、謝り顎にある手を退かす

「…本当に悪いと思ってんのかよ?」
「ああ…」
「んじゃ…ちょっと耳貸して?」

不思議そうな顔をしながら、俺の口元に耳を寄せる吾妻
「キスして…?」
そう言い少し首を動かし、耳たぶを甘噛みする

「っ…お前な」
呆れ顔の吾妻と目が合い、悪戯っ子の様な顔で笑うといきなり吾妻の顔が近付いてきて、キスをされた

「っん…苦い」
「さっき、珈琲飲んだからな」
意地悪な顔で笑われる
「っ…珈琲禁止っ!!」

珈琲は焦げ茶色=吾妻のキスも時々淡い焦げ茶色…。
吾妻のだったら、好きかもしれないな焦げ茶色。
END







2009/04/21
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