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 初デート
© 桜 黒蜜 
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 あらすじ:初めてのデートで...
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祐は慎哉の手をぎゅっと握った

「えっ・・・」

「繋ぎたいんだろ?顔に出てる」

「う・・ん。いいの?」

「何が?」

「見られるかもよ?」

ここはショッピングモール

慎哉は欲しいものがあると言って祐を誘った

本当はデートがしたいだけだが・・・

手を繋いで歩きたい
そう思っていてもどうしても人目が気になる

無意識に祐の手を見ていたんだろう

「別に見られてもいいんじゃ?付き合ってるんだし」

「うん!」

その言葉にふっと心が軽くなった気がした

慎哉もぎゅっと手を握り返した


二人は買い物を終え屋上のベンチに座った

少し前まで結構人がいたが、昼になるとだんだん減っていった

「ソフトクリーム食べよ」

慎哉はこくっとうなずいた


屋上にある小さなお店

祐はそこからソフトクリームを1つ買ってきた


「えっ1つ?」

「うん。半分こしよ?」

そう言うと祐はパクっとソフトクリームを食べた

おいで、おいでと手で慎哉を招く

ちゅっ

祐は慎哉の唇に自分の唇を重ねた
固く閉じてる慎哉の唇を舌でつつくとそこはゆっくりと小さく開いた

祐はぐっと舌を入れ溶けかけているソフトクリームを流し込んだ


「んっう...」

ある程度流し込んだ後、祐はそっと唇を離した

「何すんだよ!//」

「食べさせてやるょ、ほら...」

再びソフトクリームを口に含み顔を近付ける

しかし慎はふいっと顔をそむけた

祐は諦めずがしっと慎哉の頭をつかみ、自分の方を向かせ唇を重ねた

「んん...っう..」

慎哉の口の端をとろけた白い液体が、つーと流れた


「ほら、こぼれてる」

唇を離しペロッと舐めとると再びソフトクリームを口に含む


「ん...はぁ..」


何度も繰り返される行為


いつの間にかソフトクリームはなくなっていた

最初は嫌がっていた慎哉もだんだん祐のペースに乗せられ、自ら舌を絡め求めていた


「慎...続きは家でね」


二人は手を繋いで帰っていった


END







2009/11/22
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