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 play tag 1
© mui 
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 R指定:有り
 キーワード:ジョジョ モブ ショタ ディオジョナ
 あらすじ:play tag=鬼ごっこ ディオジョナ モブキャラ
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山の中ひときわ大きな豪邸。
そこで、年に1回行われる大イベント。
それは世界中から250人の少年達を集め、
鬼から逃げるというゲーム
しかし、そのゲームは普通の鬼ごっこではない…
250人の少年達に対し鬼の数は300人だ。
そして、その鬼は20代〜50代の貴族ばかりでこの盛大イベントを楽しみにしていた。
「さあ!今年も始まりました!″play tag″今回も世界中から美しい少年達を揃えましたよ!皆様存分に楽しんで下さいね!制限時間は丸々1日!24時間です!それでは、少年達には先に25分間この豪邸の敷地内を逃げて頂きます!庭に出ても大丈夫ですが、庭の外から出ないように!では、スタート!!!」
パァンッとなる銃声の音とともに一斉に少年達は逃げ出した。何も知らない少年達はただの遊びに過ぎないと思っていた。捕まるまでは………
「さて、少年達が逃げている間、今回のAランクの少年達を紹介していきます」
と司会者が言うと会場内に大きなスクリーンが現れた。
「まずはこちら!」と映しだされたのは
癖毛のある青髪の少年とさらさらとした金髪の少年2人
「右の青髪の少年の名はジョナサン=ジョースター!そして左の金髪の少年はディオ=ブランドー!この2人、実は!血の繋がっていない兄弟なのです!ジョナサンは貴族の息子でディオは貧民街で産まれたそうです。しかし、ディオの父、ダリオ=ブランドーは病気で亡くなりました。最後に父はディオにこう言ったそうです。″誰にも負けない1番の金持ちになれよ″とそして養子として迎えた家の息子がジョナサンなんです。どうですか!この2人の奇妙な友情!関係!素晴らしい、私は実に感動しました!そして、この敷地内Aランクの少年の為の部屋が用意されています。捕まえた方はその部屋で存分に楽しんで下さいませ。それでは、長々とお待たせ致しました!沢山捕まえ楽しんで下さいませ!」
パァンパァンッと、銃声の音が鳴り興奮した男達が一斉に少年達を求め走り出した。
一方少年達は、賞金を貰う為に必死に逃げていた。
しかし、賞金が貰えるというのは真っ赤な嘘。少年達を釣り上げる為の策だったのだ。
そして、刻一刻と時間が過ぎていくと共に少年達は鬼に捕まっていく。
「なぁなぁお前気になった奴いたか?」
「あぁ、俺はやっぱりAランクの2人が気になるなぁ」
「だよなぁ!よし、手分けして2人で探そうぜ!」
流石、Aランクだけあって鬼達はその少年2人を探した。
「ねぇディオ…このまま逃げ切ったら賞金が貰えるんだよね」
「あぁ………」
「賞金が貰えたら、父さんの病気を治せるんだよね…」

「…………そうだな……」
そう、この2人も賞金を貰うため参加した。
それには理由があったのだ。
父の病気を治す為。
しかし、ディオは違った。
賞金を手にしてそのうえジョースター家の財産も手に入れようとしているのだ。
そして、父を病に落とし入れたのも、ディオなのだ。
ディオは金持ちになって密かに思いを寄せている、ジョナサンと一生幸せに暮らそうと計画している。
だからディオとジョナサンにとってこのイベントは唯一お金を稼ぐ手段なのだ。
そして今、2人がいる場所は庭の噴水近くにいる。そこは、豪邸の中から見ても花のアーチが視野になって全く見えない。
更に、庭の方でもベンチや天使の形をした石像があって視野になっている。時間稼ぎにはもってこいの場所だ。
「ここなら、誰も来ない……よね」
「あぁ、色んなものが僕たちを隠しているからな」
「ディオ……さっきからなんか悲鳴が聞こえるよ?」
「きっと急に出てきた鬼にびっくりしているんだろう」
「そっか…急に出てきたらびっくりするもんね!」
と、呑気な会話をしていた。
その悲鳴がどんなことを示しているのかもしらずに…

「どこかなー、青髪ちゃんと金髪ちゃんヒヒヒ」
「なかなか見つからないねぇ子猫を探すのはたいへんだ」
鬼達は、周りの子供に目もくれず、
ディオとジョナサンを探し続けた。
「俺、捕まえたらまずは太股舐めてぇなヒヒヒヒ」と癖毛で茶髪で耳にピアスをつけた20代くらいの男がニヤニヤしながら言った。「いいね。でも僕はやっぱりお尻と胸かな、あそこは一番美味しそうだよ」
とふわふわとした金髪で優しそうな笑みを浮かべる男。こちらも20代前半くらいだ。
「そういや、庭見てないね。ちょっと窓から見てみよう」そう言うと、金髪の男は廊下の隅にある窓から庭を覗き2人を探し
た。
「うーん、いないなぁ。かくれんぼが上手だね…」
「なぁ、おい」
「ん?」
「あのアーチの所らへん怪しくないか?視野になっているから隠れる場所には最適だろ」「わー君頭いいねー!よし、行こう」








2014/06/15
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