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親友で大好きな幼馴染のために先生に抱かれる健気なある少年の話
R指定:有り
キーワード:オリジナル
あらすじ:君が夢を叶えられるなら僕はどんなことだってするよ
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ピーーーッッ!!!
「一旦休憩!ちゃんと水分補給しろよ〜!」
体育館中に響き渡るホイッスルとコーチの声にその場にぺたりと座り込む、先程までコート内を走り回っていた選手達。
僕は前もって作っておいたスポドリとコップを両手に抱えて、お疲れ様です。と言葉を掛けながら配りあるく。
「遥、お疲れ様。はいこれ」
全身に大量の汗の玉を浮かべ、首にタオルを巻いたままぼんやりと立ち尽くす幼馴染にスポドリを手渡す。
湯気が出そうなほどに熱を帯びた床に、開け放れた窓から吹き込む夏特有の温風により、こめかみから顎に向かっているの一筋の汗がタラリと滑り落ちる。
「お、直!ありがとな!
ぷはっ!あ゛ぁー、生き返る‥‥」
「ふふ、良かった。
レギュラーメンバーの練習慣れた?
それにしてもこのバスケ部でもうレギュラーなんて凄いよね!
2年でレギュラーなんて遥だけじゃない?
やっぱり先生も遥の才能に気づいてたんだね!」
腕を組みながらほんのひと時の時間、遥との会話を楽しむ。
「‥‥、まあそうだったら嬉しいな。
俺もっともっと上手くなって沢山試合に出て、将来はプロになりたいんだ。
直にカッコいいとこ見せられるよう、俺頑張るな!」
ガシガシと頭を撫で回してくる遥の手を、子供扱いしないでと軽く叩く。
「そっか。応援してる。
僕の自慢の幼馴染の最高にカッコいいとこいっぱい見せてね?」
「おお!任せとけ!
あ、そういえば、直はもう中学の時みたいにバスケしねーの?」
「うーん、僕は試合でプレーするよりもみんなのサポートする方が合ってるかな、
それに正直この学校のバスケ部に付いて行ける気がしないよ‥」
勿論それもあるけど、僕が選手じゃなくてマネージャーを希望した理由はもう少しある。
それは、バスケをする遙を一番の特等席で見たいから。
マネージャーの立場から、いろいろと支えたい。マネージャーとして、親友として、想いを寄せる相手として。
‥‥まあ、そんなの言えないけど。
「そっかー、まあ直が別にそれでいいならいいけどさ。
あ!それじゃ、オフの日にしようぜ!バスケ!!
練習相手になってくれると嬉しいし、俺昔みたいにまた直と一緒にバスケしたいっ!」
「おーい!そろそろ練習再開するぞー!!」
「あ、悪い!行ってくるな!スポドリありがと!
直もマネージャー、がんばれよ!」
「うん!遥もね!バスケ、約束だからね!!」
バタバタと先程までのフォーメーションへ戻る遙を見つめ、僕もマネージャーとしての仕事に勤しんでいく。
その時は僕をじっと見つめる視線に気づくことはなかった。
「「「お疲れ様でしたーーー!!」」」
おーい!遥ー!帰ろうぜ!
「ああ!あれ?まだ直のカバンある。まだ体育館か。
今日は仕事忙しそうだったもんなー、大丈夫かな?」
ーその頃の体育準備室ー
んちゅ
はむっ、じゅるじゅる
んんっ
「ん、直、だいぶフェラ上手くなったな。まあ3ヶ月経つもんな。」
股の間で前後に動く黒髪に指を入れ軽く梳く。
艶やかに光りサラサラとしていて、ふわりと香る柑橘系のシャンプーの髪の触り心地を気に入り、繰り返し指を通す。
ーーそれにしてもレギュラーメンバーが1人欠けたときに
直が遥を推薦したのがちょうど3ヶ月前。
自分に出来ることならなんでもするからって必死な顔して、遥をレギュラーメンバーに入れて欲しいって言ってきた時は驚いたな 。
入部した時からあんまり自分を主張しない、大人しい性格の直のあの必死な表情。
よっぽど幼馴染のことが大切なんだろうな。
まあ、直がああ言わなくても実力からして遥を入れるつもりだったけど、ずっと気になってた直があんなこと言ってくるなんて、
このチャンス逃すわけにはいかねえよな‥
「もういいぞ、直。
ほら、机に仰向けになれ。
足は自分で持って開くんだぞ。」
「は、はい‥」
ロッカーに置いてあるローションを取り出し、手に落として温めていく。
そして、ツプリと中指を挿れていくとある事に気がつく。
行為自体は3日振りのはずだが、後孔は柔らかい。
そんな様子に思わず口角が上がるのが我慢できない。
「直、3日も空いたのに孔が柔らかいな。
もしかしてひとりでイジってたのか?」
「そ!そんなわけ、ひゃっ
ないです、んう
」
「そうか、俺の気のせいか。
でももう直は2年生だろ?男子校だとしても、付き合ってたっておかしくないだろう?
ひょっとして恋人に可愛がってもらったかと思ってな?」
ーほら、例えば遥とかさ。
耳元でそう呟くと、左頬に軽く衝撃を感じる。
「いくらコーチでもっ!遥のこと陥れるようなこと言うのは許せないですっ!!」
口調は鋭いのに、下から見上げる目には薄い涙の膜が張り、どこかゆらゆらと揺れている。
そして顔も先程よりも赤く染まり、僅かに開いた口元がわなわなと震えている。
‥‥ゴクリ。
煽情的なその表情に下半身に更に熱が帯びていくのを感じる。
「ごめんな。今のは俺が悪かったな。顧問失格だな。
直、泣くなって。」
親指の腹を目尻に添え涙を拭き取る。
「 な、泣いてなんか!ないです‥
身体目当てならもう早く終わらせてください、、」
あんな顔は初めて見たかも、自分に初めて向けられた表情が見られて嬉しかったのに、その直後に続く言葉に苛立ちを覚える。
確かに最初は、なんでもするという直を無理矢理組み敷いて抱いた。
レイプ犯のくせになに言ってんだと言われても仕方ない
‥‥だけど、
俺は直が好きだったんだ‥‥
1回目をめちゃくちゃに抱いてしまったことを後悔して、
次からは直のことを考えたセックスした。
最後には確かにあの口から
気持ちいいという言葉が出た。
始まりは最悪だったかもしれないけど、そのあとは慈しむような愛情を持って接していたはずだ。それなのにこの想いが伝わってないなんて‥‥
2、3本と指を増やし中でピースをするように広げていく。
もちろん、前立腺の刺激も忘れない。
「あ
ひぃっ
そこっ
むりぃ
ちょっと待って!
んあぁぁぁ
せ、せんせ‥‥‥?」
軽くイッたのを確認する。
先ほどと様子が違う俺の態度に気づき、上擦った声で呼びかけてくる。
煮えくりかえるような心中をなけなしの理性で抑え、直を見下ろしたまま、膨張を後孔にあてがう。
この後に来る快感を待ち望んでなのか、孔が先端にちゅ
ちゅ
と吸い付いてくる。
軽く息を吸い込み、吐き出す。
「こ、コーチ?なんか、へん‥〜〜〜〜〜〜〜〜
ぅ゛?


」
一気に奥まで挿入したことにより、直は背中を仰け反らせ、ぎゅっとすごい力で中が締まる。
簡単にはイくまいと必死で奥歯を噛み締める。
初めての強烈すぎる快感に頭がついていかないようだ。
「あ゛〜〜〜〜っ
」
「なお、直?トぶなって。」
なめらかで白い肌にぷくりと浮かぶピンク色の乳首を強めに摘む。
「ひぃっ
あっ
ち、くびぃ
つままにゃいで
」
「でも敏感乳首少し痛くするの好きだろ?嘘ついたお仕置きな?」
きゅっきゅっ
「や、やめへ
ごめんなひゃぃ
すきです
ちくび、いたくされるのっ
すき
」
「そうそう、それじゃちゃんと素直に言えたご褒美。」
さらなる快感を求めフルフルと震える乳首を舌で舐め、先端を軽く噛み、もう片方は親指の腹でスリスリと触る。
「やっ
あ
舌、あつぃ
どっちもきもちぃから、もっとしてください‥
」
ー翌朝ー
「直!おはよ!
昨日は大丈夫だったか?
待ってたけどなかなか来ないから先に帰ったぞ?」
‥昨日は先生に抱き潰されてた。だなんて言えるわけない。間違いなく軽蔑されるから。
ズキズキと痛む腰と喉の痛みに耐えて僕は言う。
「おはよう。昨日はごめんね。マネージャーの仕事が忙しくてさ‥ 帰ったのも結構遅い時間になっちゃって‥」
正面で手を組む僕を何も言わずじっと見つめる遥。
その視線に背筋がゾワリとする。
「え、えっと遥?どうしたの?」
恐る恐る声をかけると、いつも通りの爽やかな笑みを浮かべ、
「いーや、なんも!!
ほら、教室いこうぜ!
そうだ!古典の宿題やってきたか!?俺すっかり忘れて‥」
良かった、いつもの遥だ。
だけど、あんな顔初めて見たな。
なんか少しだけ怖かったな‥
そして今日、再び僕は先生に抱かれる。
「ほら、自分で腰ふらないと終わらないぞ?
このまま5時間目も続けたっていいんだからな?」
「んんっ
ふかいぃ
腰、力はいんなぃ
せんせっ
動いてっ
」
椅子に座った先生の上に座り込む、対面座位のまま、よろよろと腰を動かす。
脚で支えようにも身長差のせいで床に届かないため、膨張をすべて嵌める形になる。
物足りない刺激から、ずんと突き上げられ、深いアクメを決める。
「ま、まって
いま、イってる、からぁ
うごかな‥

〜〜〜〜っん


」
はくはくと呼吸するため露わになった喉に唇を当てられ、ジュっと吸われる。
上の口でも下の口でも愛し合うその姿を一見恋人のようにも見えるだろう。
程なくして中に出された精液の熱さに再びメスイキを決め、意識を手放す。
当然、5時間目に間に合うことはなく、その日の学校の終わりのチャイムが鳴るまで眠りについた。
遥が楽しそうにバスケをプレーするのを見るのが好きで、小学生からずっとプロになるんだ!っていってみんなが帰っても、自主練してる姿をずっとずっと見てきたから、
遥がプロで活躍することは遥の夢でもあり僕の夢でもあるんだ。
僕は選手には向いてなったのもあって、マネージャーとして遥を支えたいと思った。
遥のひたむきに努力する姿。シュートを打つ時の美しいフォーム。
ゴールが入った瞬間のくしゃっとした笑顔が、僕は大好きだから。
僕は、これからも一番の特等席で遥のキラキラしたところを見続けたいから。
そのために僕は抱かれ続ける。好きでもない人に。
‥‥「直はたぶん自分の癖に気づいてないんだろうな、
嘘つくときに腕組む癖があるって。」
2019/09/10
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