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 ストーカーさんに一途に愛され続けた少年の話
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 R指定:有り
 キーワード:愛
 あらすじ:僕は誰かに愛されたかったんだ
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頭がぼうっとしていて身体にうまく力が入らない。手を動かそうにも頭の上で一括りにされて縛られている。
帰宅途中に背後から何かを嗅がされ気を失った僕が次に目を覚ましたのは、知らない部屋だった。
広めの部屋に置かれている家具は今自分が寝ているベッドに、脇に置かれたチェスト以外にはなにもなく、壁紙は白一色でなんとも生活感のない殺風景な部屋だ。
窓には厚いカーテンがかかっていて、外は朝なのか夜なのか全くわからない。
手の拘束を解こうとしている内に物音が聞こえ、正面の扉が開き人が入ってきた。

「あ、あなたは、!!」
その人は僕のバイト先の喫茶店の常連さんで、いろんなことを話す間柄の、親しくしている年上のお兄さんだった。
「ど、どうして、こんなことを‥‥は、はやくほどいてください!!
いまならまだ間に」
「綾瀬 涼くん、手荒なことをしてしまってごめんね‥
こんな状況で言うものじゃないのは分かっているけど、俺は君が好きなんだ。もちろん、らぶの方だよ?」

僕と目線を合わせながらゆっくりとベッドに近づいてきて、頬に片手を添え、まるでドラマのワンシーンのように顔を近づけ、そっと唇を重ねてくる。
「一目惚れだったんだ。君のことを少しでも知りたくて、少し調べさせてもらったよ。」

僕の名前は勿論、年齢や誕生日、住所や現在通う大学、趣味やこれまでの学校生活の様子や家族についてなど、大小様々な情報を確認するように話してきた。
「それでね、涼くんは実家からでも十分大学へ通えるところに住んでいるに、わざわざ一人暮らししてるんだよね?
それは、何か事情があるの、それともお家が嫌だから?」

その通りだ。
物心ついた時から僕の家庭は冷え切っていた。兄弟はいなくて、一人っ子。
両親からの愛情を独り占めできると思ったら大間違いだ。
両親は幼い頃からずっと共働きで遊んでもらった記憶などほとんどない。誕生日もろくに祝われたことないし、旅行に行ったりなんてもっての他だ。
出張も多く、偶に家で顔を合わせたとしても荷物を取って、交わす言葉僅かに、すぐに家を出て行ってしまう。
通り過ぎる際にふわりと香る匂いは家のものとは全然違う。
おそらくお互い他に大切な存在がいるのだろうと幼いながらも僕は察知している。
とっくに寂しいなんて気持ちは消え去った。そんな気持ちになった所で何も変わらないのだ。だったらもう気にしないほうがいいんだと、と余計な事を考えないように感情に蓋をした。
愛情を受けたことがないから学園ドラマでよくある、この人のことを考えただけで胸が痛くなるとか、いつもその姿を追ってしまうとか‥その感情がイマイチ分からない。
この間大学生になったのに、今だに初恋が訪れないのだ。

「もう一度言うけど俺は涼くんが好きだ。君と喫茶店で初めて会って、いつもコーヒーを持ってきてくれて。ちょっとずつ話すようになって。照れながらいろんなことを話してくれる内にどんどん気になっていった。俺の話も真剣に聞いてくれて嬉しかった。
この前偶然に実家に帰る君を見つけた。今にも泣き出しそうな顔を見て思ったよ。俺は君の笑顔を守りたいんだ。
愛したいんだ。びっくりしてるかもしれないけど、君への愛情は本物だよ。」
そう言いながら、暴れたせいで乱れた僕の前髪を掻き分け、おでこにそっと口付けられる。
仲良くしていたお兄さんに突然そんなこと言われて驚いた、だけど年上の人に「好意」という感情を向けられて、少し身体に力が入る。
だけど、一途に向けられてくるソレがとってもくすぐったい。
なぜか心が満たされるような、温かな気持ちでいっぱいになり、ふと涙がこみ上げてきそうになる。
へんな感じ‥。もしかしてこれが「好き」ってことなの‥?心がポカポカしてる‥。

「涼くん。唇にもう一回キスしていいかな?」
耳元で聞こえる控えめに尋ねてくるその穏やかで優しい声に僕は何故だか心がかき乱される。
目が覚めたときは怖かったのに、抵抗する気が起きない。
こくんと、わずかに首を上下に動かすと、もう一度触れるだけのキスされる。感触を確かめるように何度も繰り返し重ねられ、息をするために口を開けると、わずかな隙間から熱を持った舌が入りこんでくる。

「んっんんっ、ふあッんんっはぁはぁ‥んちゅ
他人の舌を入れるなんて気持ち悪いはずなのに、歯列をなぞられ、上顎をくすぐられ、舌の先をじゅっと吸われて頭がぼうっとしてくる。酸欠からくる意識の朦朧とは違う、まるで幸福感が全身が満ちている。そんな気持ちだ。

「顔、とろんってしてるキス、好きなんだ
唇はおでこやまぶた、こめかみ、頬から、首筋まで降りてくる。
それからシャツのボタンを丁寧に一つずつ開けると、胸に顔を近づけられる。
「これが涼くんの乳首‥小さくて可愛いね
ぺろっ
「ひゃっや、やめてくださいっ!そんなとこっ!

優しく舌先で舐められたり、軽く押しつぶされたり、指できゅっと摘まれ、焦らすようにくるくる乳輪を触られ、息が次第に上がっていく。
「あッはァんっひゃあな、なんか、へんっっ、
「ふふ乳首コリコリしてきた。きもちよさそうだねあ、下も反応してきたね
苦しそうだから脱がすね。
ズボンと下着を一緒に脱がされ、閉じようとする足をガバッと開かれた。
「閉じちゃダメ、ちゃんと全身見せて
うんサイズは控えめであんまり毛は生えてないんだすごく綺麗だよそれじゃあ、」

いただきます、パクっ
「や、やめ、て、そんなとこきたな、んぁっ!!ひっ、んふぅ、なめちゃだめぇ!!
「舐められるのは初めて?大きくなってきたこんなことやってもらったこととかないの?
そう言いながら、裏筋や先端、根元や挙げ句の果てには睾丸など、着実に気持ちいいところを舐めて触ってくる。
人にされるのが、こんな変な気持ちになるなんて思わなかった‥‥

ぺろっじゅぼじゅぽちゅるっじゅるじゅる
「そ、んなの、んっあぁぁくぅ、は、はぁんふぅない!です!
キスもこんなのも全部っ、あなたがはじめてッ‥‥
んやぁ!それ!や!やめっすわないれぇ!!
「そっか、俺がハジメテなのか‥嬉しすぎて泣きそうだ‥最高な気分だよ‥‥」
「あ、あぅ、はげしぃ、やめ、でるっはなしてっ!はな、あっ、でる、でちゃぅ
〜〜〜〜〜っ!!
ごくんっ
「ん、たくさん出たね。
涼くんは普段そんなに処理しない?
精液、とても濃くて美味しかったよ、ごちそうさまでした
「な、なんで、そんなの、飲み込んで‥‥きたないのに‥」
「涼くんに、汚いとこなんてどこにもないよ?
ここだって、、ね??」

そういって恭しく両足を持ち上げられ、奥の蕾をそっと舐められる。
「ひぃ、いやだぁぁぁ!!
そんなとこっ!!ふっ、んんっ!ッあ!なめないでぇ!っ!!
グスッ‥‥ふ、ひぐっ、」
「あぁ、泣かないで、涼くん。僕が悪かった。もう、舐めないから、泣き止んで、ね?」

泣いてる涼くんも綺麗だけど、俺は好きな子にはずっとずっと笑っていて欲しいんだ‥
耳元でそう呟く声に胸がぎゅっと締め付けられる。

そこからはローションを使い、2本の指が根元まで入れられた。すると今までの広げる動きから何かを探すような動きになった。
ふとあるところに指が当たり、
「あっ!!ひゃっ!へ?そこ、なに?や、やめ!触らないれぇぇ!
「あぁ、よかった、ここだねここは、前立腺っていって涼くんが後ろで気持ちよくなれる場所。どうかな?
「あぅう゛あぁぁ!そこ、ばっかりぃ!なっ、んかへんになるぅ‥
「変になってもいいよ?
そうなったら俺がずっとそばにいるから。」
「‥へ?」
「やっぱ、何でもない。いまのは忘れてくれる?」

自分の言ったことを無かったことにしようとしているのか手つきが早くなってくる。
3本が根元まで入るようになると、下でベルトを外す音が聞こえた。
「痛いかもしれないけど、絶対やさしくするから‥ちょっとだけ我慢してて?」

ずぷりと入ってくる質量は指なんかとは到底比べ物にならない。
圧迫感と、痛みに涙が溢れてくる。気づいたお兄さんが、目元に指を押し当てて涙を拭き取ってくれる。
たったその行為一つだけで、身体は苦しいのに心があったかい。

「く、あともうすこし‥がんばれ‥」
お兄さんも辛いはずなのに、僕を労わるように体全身のキスの雨を降らせてくる。
「は、はぁ、はぁ。全部はいったよ。えらいね?
よしよしと頭を撫でられ、自然と力が抜ける。
動くね?と言われ、少しずつ動きを早めていく。
本来は出すところの器官に熱くて大きいのが入れられて苦しい。
だけどお兄さんの形に少しずつ馴染んでくるのがわかり、出し入れがスムーズになると
痛くて苦しいとは違う感情が込み上げてくる。
最終スパートのように長いストロークで今さっきの気持ちいいところを潰されるように奥を突かれる。
「は‥はぁっ!!も、もういっちゃう!!
「俺もだよまだ後ろだけでは怖いだろうから前も触るよ一緒にイこうッ!
敏感になっているのか、数回上下を擦られるだけで、ビューッ!と熱を吐き出した。
イッた締め付けで、お尻に熱いものが出され、一旦熱の塊が外へ抜かれた。

気がつくとすでに両手は解放されており、ずっと同じ場所で固定してあったため、少し痛む。
「気持ちよかった?
そうだ!次は涼くんして欲しいこと言って
君を甘やかしてあげたいんだ

いまならきっと部屋から出してっていったら出してくれる。なのに、僕は‥

「も、もういっかい、して、ください‥きもちよくなりたいんです‥

上から、ゴクリと喉を鳴らす音が聞こえると、再び塊が入ってくる。
「手、握って」
「頭、なでて」
ボソリと呟く声をきちんと聞き取ってくれて、手を恋人みたいに絡めるように握ってくれて、優しく頭を撫でてくれる。

「あ、あ、あっ、んんっ!は、は、んうっ!!き、きもちぃ
きもちいよ、おにいさん‥
「壮一。俺の名前、呼んでみて?
「そ、壮一さん!!あっ!そこ!んくぅ、ひゃっ!そういちさん、きもちぃ

「可愛い。涼くん、好きだ。愛しているよ

今やっとわかった。僕は壮一さんが好きなんだ。
心がポカポカしたのも、ぎゃってなったのも、壮一さんの言葉や行動ひとつでこんなに心が満たされていくのも‥
僕は壮一さんのことが好きだったんだ。

「ぼ、ぼくも、すき、です‥‥
「すき、だから。ずっとぼくと一緒にいて欲しい‥です

「涼くん‥嬉しいよ。そういってもらえるなんて、夢のようだ‥
これからはずっと一緒だよ?
絶対幸せにするからね
ふふまた泣いてる

「これは、嬉し涙だから‥‥
いっしょに幸せになりましょうね

「それじゃ、2人で幸せになる誓いの印に一番奥にだすね!受け止めて!!

「はい!いっぱい出して!そういちさんっ!ん!あ!はあ!んんっ
〜〜〜〜っ!!

こんなに一途に想ってくれる人がいてくれたなんて‥
誰かを好きになるっていうことがようやくわかった‥
幸せな気持ちでお腹いっぱいだ‥
僕はなんて幸せ者なんだろ‥







2019/09/11
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