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結局、思い出
[1]我愛羅
 

小説書きます


д
:S002
:12/19 14:03

[2]我愛羅


付き合って1ヶ月の記念日に初めて、
彼氏、泉のマンションに遊びに来た。


樹李(ジュイ)
「泉ってさぁー意外に綺麗好きなんだね」

泉(セン)
「A型やからな。几帳面らしいわ」

樹李
「今度じゅいの部屋も掃除してよ♪」


「女の子やねんから綺麗にしとかな!
お嫁さんになれへんでー」

樹李
「泉がもらってくれるから大丈夫でしょ♪」

泉「またそんな事言うて…」


あの頃は気づかなかった

自分の幸せばかり感じてたじゅいは、
未来の話してるときにせんがいつも
悲しい笑顔してる事に気付けなかった



:S002
:12/19 14:13

[3]我愛羅


樹李
「せんーっアレ探して良いのお?
本当に無いのおー?」


「無いよ。じゅいまだ疑ってるん?」

アレとは、エロ本…。

樹李
「おかしいな…あ、もしかして!」


「次はなんや?」

樹李
「時代はケータイ!
動画持ってるんでしょ!」


「ったく…んなもん持ってないわ」

樹李
「うそだぁー??」

と、ベッドにあった泉の携帯を見た

冗談だったけど、泉の携帯見て
ショック受けたのは私だった

泉「じゅい?ほら無いやろ?
…どした?」



:S002
:12/19 14:19

[4]我愛羅


樹李
「泉…姫羅(キラ)って誰?」


「あ?あぁ…中学の時の友達」

樹李
「大阪の子?」


「おぅ。」


泉は中学卒業まで大阪にいて
訳ありで関東に越してきたから

じゅいの知らない友達もいっぱいいて

きっと元カノも…。

着信履歴、発信履歴に
いっぱいあった姫羅って子、

すごく気になった…



:S002
:12/19 14:25

[5]我愛羅



「なんなん、じゅいー?
いきなり黙りこんで。
じゅい居るから動画なんか
見ても楽しないに決まってるやんか」

違うよ…姫羅って誰なの…


「じゅい?もしかして妬いてる?」

樹李
「…………グスッ」


「じゅい泣いてるんか?」




:S002
:12/19 14:29

[6]我愛羅


樹李
「だって…泉にはいっぱい…
いっぱい元カノもいて…
じゅいの知らない子達だって…っ」


「俺には…じゅいだけや」

泉はそう言って押し倒した。

はっきりと聞いた事は無いけど
泉はもう慣れてるんだなって思った…

少し強引に、私をだいた。

私はされるがままだったけど、
二人ともイッた。


:S002
:12/19 14:33

[7]我愛羅


私たちはそのまま眠りに
ついていたらしい。

目を覚ますと隣に泉が寝てた。

恋しくなって思わず抱きしめた。

寝ている泉にキスをした。

私だけのものになって…



:S002
:12/19 14:35

[8]我愛羅


泉が目を覚まして、
眠そうな目で私を見た。


「じゅい…」

樹李
「何?泉…」


「…愛してるから」

さっきは眠そうだったのに、
まっすぐな目で私を見てた。



:S002
:12/19 14:39

[9]我愛羅



「もう、疑うなよ?」

樹李
「…っうん……っ」

私たちはもう一度、繋がった。

数ミリの壁も作らないで、
一つになった。


「あッ…イイ…熱い…」

樹李
「せん…きて…もっと…っ」

幸せだった。世界で一番。
気持ち良かった。今までで一番。

だけど…

泉が絶頂に達した時言った名前は…

「姫羅…ッ愛してる…」




:S002
:12/19 14:49

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