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恋文
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1]
さら
さらといいます(^o^)
小説を書いていきたいなと思い、書きました

少しでもいいので、
読んでもらえたら、そして何か感じてもらえたら嬉しいです

宜しくお願いします
※この話は、全て私が体験した実話です
:F705i
:02/12 02:23
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2]
さら
∽すべての始まり∽
世界中には、
「恋人」と呼べる人達は何千人、何万人といるよね。
うちらも、その中の二人にすぎないんだろうね…
でも、それでもいいの。小さな幸せ、でも暖かくてささいな幸せ…
私が求めてたものを
あなたはたくさん与えてくれたね。
大好きだよ
――――――――
「はい、もう頭が見えてますよ!!」
慌ただしいなか、一人の女性がいま出産を迎えている。
どれだけ時間がたったんだろう…
「オギャーオギャー」
無事…
出産。
元気になく赤ちゃんの声
「おめでとうございます、元気な女の子ですよ」
母親に返事はない…
それから、どれだけ時間がたったんだろう…
母親は、その病院から
姿を消した…
そう赤ちゃんを置き去りにして…
その赤ちゃんとは、
私の事。
いまでも、「捨てられる」という恐怖ははんぱなくある…。
でも、
ある出会いが、私を前に少しだけ進ましてくれたんだ…
:F705i
:02/12 02:50
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3]
さら
∽koirai∽
「さぁら〜!朝だよ、起きなさぁい!(´ヘ`;)」
朝から、お母さんの声で目が覚める。
『携帯の目覚ましは…?
あっ、また止めちゃってた…』
まだ、眠いょ…。
朝は大の苦手…。
「さぁら!今日から学校でしょ、高校生になっても遅刻する気?」
お母さんの声がうるさくなってくる前に起きるか…
そう、今日は高校の入学式だm(_ _)m
でも、憂鬱だなぁ…
知ってる人、ほとんどいないし仲いい友達はみんな違う学校だし…。
学校にいくと、たくさん新入生が集まっていた。クラスを確認して、教室に向かう。
私は、1年5組だ。
席につくと、同じ中学だったんだろう、仲よさげに話しをする人もいれば一人で携帯をいじったりしてる人もいてさまざま。
暇だな〜…
する事もないし、
こんなんじゃ友達も出来ないや…。
「おっ、ここだ。ってか、お前この前さぁ…〜」 一瞬で、思った…
『なにこの人達、かっこよくない?』
目の前を、何人か女を連れて通り過ぎていった…
あんなかっこいい人、うちの学校にいるんだ、同じクラスだし…。
でも、どうみても派手で私とは釣り合わない、無縁だよ〜(>_<)
でも、イケメンくん二人共、派手だけど、片方の人はどこか寂しそうな感じもする…
気のせいかな…。
何か、すごい人達と同じクラスになったように感じた。
なるべく、関わらない様にしよっと…。
そんな事を、思っていた。
俊、あなたとの出会いを私は、まだ思い返すだけで鮮明に蘇るよ、胸のドキドキがまだ何なのか分からなかったあの頃のことを…
:F705i
:02/16 14:26
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4]
さら
∽友達∽
「さらちゃん」
あれ、あっ…
ぼんやりしすぎてた…
恥ずかしい(°∇°;)
声をかけてきたのは、中学の時に同じクラスになった事がある聡美だった。
「さらちゃん、同じクラスなんだねぇ、同じ学校なのは知ってたけど奇遇だねぇ。宜しくね」
『うん、宜しくね☆』
笑顔で言ってきた聡美に、少しホッとした。
良かった、知り合いがいて…。
「ねぇ、あの人達かっこいいよね♪」
聡美が言ってるあの人達が誰だかすぐ分かった。
『うん。でも、派手だし何か怖いな…』
「う〜ん、性格は分かんないけど、遊んでそうだよね(^_^;)」
確かに…。
それから、高校に入ってほかにも友達が出来た。由美は、やたら恋愛体質なそれに加えて恋愛上手な女の子らしい感じ。
彩香は、さばさばした感じだけど、優しいとこもたくさんあるこ。
リオは、思いっきりギャル笑。
でも、優しくて楽しいこ(^-^)v
高校生活、何か楽しくなりそう?(o^_^o)
「おっはよ〜、遅刻しそうだったよぉ〜」
バタバタしながら、由美が登校してきた。
朝は、大体由美と会うから一緒に登校することが多い。
うちのクラスはとゆうと、やっぱり…。
またあの二人で賑わってる。
人気だなぁ…。
「でねぇ、健がね〜
ねぇ、さ〜らぁ聞いてる?」
不機嫌そうに由美が言ってきた。
由美は他校に通う、彼氏の健くん一筋だ。
『ごめんね…、聞いてたよ健くんでしょ☆』
「うん♪
ねぇ、さらまたあの二人の事みてたでしょ?」
『えっ、なわけないでしょ』
「嘘だぁ、いつも目線はあっち見てるもん♪」
えっえ〜…
知らず知らずのうち、見てたらしい…。
入学してから、あの二人に釘付けじゃん…。
なにやってんだか私…。
:F705i
:02/16 16:14
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5]
さら
∽江藤大貴∽
「ねぇ、大貴くんどこ行くの〜」
あの二人の方からそんな女の声がした、
でももうあの二人を見るのはよそう…。
ってか、見過ぎて気付かれたらやだし。
「さらちゃん、良かったら話さない?」
『え………………?』
そう話しかけてきたのは、あの目立つ方のひとりだった。
「俺、前から話したかったんだよね☆
あ、名前は江藤大貴☆
宜しくね☆良かったら、メアド交換しない?」
かる………………
軽すぎる、やっぱ何か無理かも…。
『あの〜…、私は…』
「じゃ、私♪交換した〜い」
そう言って、近くにいたリオや彩香は交換していた。
「私も♪」
『え、由美、健くんは?』
「大丈夫、男友達は彼氏と別だもん」
そうゆうもんなんだ…。
「ねぇ、さらちゃんは?」
『へ………?』
いきなり話しかけられたせいか、まぬけな返事をしてしまった。
「メ〜ア〜ド♪」
笑顔で言う大貴に、私もしぶしぶ教えた…。
「やったね、メアド教えもらったし♪」
そう言ってリオは嬉しそうにしていた。
でも、もう一人のひとは、ぼんやり窓の外を見ていた…。
時折、寂しそうにする彼
なにかあるのかな、私が気にする事じゃないけど、でも私あの人がどうしても気になる
:F705i
:02/16 16:34
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6]
さら
∽緊張∽
放課後…
「さら〜帰ろう♪」
由美が言ってきた。
『うん、帰りマック寄ってこう♪お腹すいたよ〜』
「じゃ、俺も♪マック行こっと(≧∀≦)」
いきなり、後ろから抱きしめられた。
『ぎゃ!』
思わず、叫んでしまった…
「冷てぇな、さらちゃん♪〜( ̄ε ̄)」
そういう大貴の近くに、あの彼がいた。
こんなに近くで見るの初めてかも…
何か緊張する…
いつもは、遠くで見るだけだからなぁ…
きれいな目だなぁ。
「なに?俺なんか変…?」
やば…見過ぎた……。
『う…ううん、違うの。あっ、じゃ…』
完全に、パニックになる私。
「じゃ、マックいきますかぁ〜♪♪♪」と、テンション高めに大貴に言う由美。
「俊、お前も行くよな(^・^)」
何か、訳が分からないんですけど…
イケメンくんと普通に話してるし…
どうしょ…
――――――――
私たちは、とりあえず学校を出てマックに向かった。
いつも学校帰りに寄る駅の近くのマックだ。
:F705i
:02/17 19:05
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