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心の痛み(BLEACH/一護×日番谷)
by 長月悠加  
R指定:無し
キーワード:BLEACH
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「…大丈夫ですよ、
出血は多いですが、命に別状はありません」


「そうっすか…、ありがとうございます」


優しく微笑む卯ノ花隊長に礼を言いながら、俺は深く腰を曲げる。






──冬獅郎が、怪我をした。


雑魚虚討伐中に…。



俺を…庇って…。







酷く鮮明に網膜に焼き付いた、冬獅郎が鮮血に塗れ、倒れていく姿。




身震いした。



あの時の、何とも言えない感情が、背筋をはしる。







「……痛…っ」






小さな声に、はっと顔を上げる。

見ると、清潔なベッドに横たわっている冬獅郎が、いつの間にか目を開けて、ぼんやりと肩を押さえている。


「冬獅郎…、気がついた?」


「…一護?、此所は…」


「四番隊だよ。
冬獅郎、怪我したんだ…」


「俺が…怪我…?」


ぱちぱちと瞼を不思議そうに上下させ、冬獅郎は俺を見た。










続きはサイトのBLEACH小説「心の痛み」で。




2007/03/05
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