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白猫との再会(封神演義/楊ゼン×太公望)
by 長月悠加  
R指定:無し
キーワード:封神演義
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世界は、

瞬きの数だけ


変化をした。




人は
人の力で


空を翔け

海を渡り



神様や
魔法や
幽霊は


非現実的

追いやられて行った。








「変わったのう…人は…」


大木の太い枝に座り込んでいる一人の少年が居た。


彼もまた、`今の人間'が言う`非現実的'な者の一人だろう。


短い髪をさらさらと風に揺らしながら少年――最初の人・伏羲は、変わりに変わった世界を一望し、溜め息を一つだけ吐き出した。



自分がまだ`太公望'であった頃は、人々は自分質の様な非現実的な存在を崇めたものだが、今ではすっかり『存在しえない幻のもの』となってしまっている。


これはこれで、また優越感等を味わえる者も居るのだろうが、自分は違った。


「…わしは根本的に`異質'だからのう…」


そう、


根本的に違うから




そんな理由を上げて、自分は『仲間』の元を離れた。










続きはサイトの封神演義小説「白猫との再会」で。




2007/03/05
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