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[ 1 ] ヴェルナー・アングレーム
By 鯖羊羹


ヴェルナー・アングレームの裏設定や載せきれなかったプロフィールです。
各トピックについて、時々『』にてヴェルナーが部下に語ったり語らなかったりした所感が、入ったり入らなかったりします。

パーソナルデータ >>2

第五聖柱関連 >>3

先代第五聖柱&第五聖柱連隊 関連NPC >>4

タオースの瞳についてのあれそれ >>5

百の瞳のタオースについてのあれそれ >>6

個別既知関係 >>7


** 投稿日時:2023.03.17 07:48 ** [ 編集 ]
[ 2 ]
By 鯖羊羹


【来歴】
古物商である父ジュリアンと母エレーヌの間に生まれる。兄弟はなく三人家族で、それなりに裕福な暮らしを送っていた。
ジュリアンは平民出身の元騎士であり怪我が原因で除隊したが、収集癖が高じて古物商に転身している。前の第五聖柱とは交友があり、騎士時代は互いに研鑽した仲である。
間に生まれたヴェルナーもつつがなく過ごしていたが、12歳を迎える頃に火災事故によって父母とアングレーム家の財産の殆どを失う。屋敷は全焼し、父が聖都内に仕事用に構えていた事務所を改装して邸宅としたほか、前第五聖柱が後見人兼養父となった。

【暮らし】
登記上の住所は聖都ヴァレンシア、エドウィン・ストリート2番地10の小さな二階建ての家だがこちらは今や物置がわりになっており、聖柱に就任してからは役務に差し障るとして輝聖騎士団の本部、団員用の官舎に在住している。
室内はリビング、キッチン、バスルーム、寝室等最低限は備えており、キッチンに関しては料理のスキルがないのでほぼ手付かずで使用した痕跡はない。ちなみに食事は主に団員用の食堂にて済ますか、街に繰り出す。
リビングに関していえば酒瓶と蔵書がそこかしこに積み上げられて雑然とした様相を呈しているが、これはヴェルナーなりに整理している気でいるので片付けると逆にどこに何があるのか分からなくなるとして無闇に触らない様にしている。

その一方で自身に割り当てられた第五聖柱用の執務室については怠け者の自認から可能な限り物を置かない様にして片付けやすくしており、反対に整然としている。
以下室内の様子
両開きの扉を開けば中央奥に彩光の為の大きな窓と、執務用のデスク、コート掛け、また入り口から向かって部屋の左側、部屋の隅には蔵書を幾つか収めた本棚。
部屋の中央には15人以上は優に掛けられる長い会議卓が鎮座し、簡易な会議にも耐え得る。
部屋の右側には大理石のテーブルに、対面する二人がけのソファを配した来客用スペース。このほかに私室に通じる扉がある。
私室に通じる扉を入って正面には給湯室、右に曲がれば一人用の仮眠室、左に曲がれば簡易なバスルームと必要最低限の造りとなっている。
曰く『こう言っては何だが、一応聖柱になったんだし、執務室の片付けぐらい頼んでも文句は言われないのではないかと思うんだ。本棚をあと二、三増やしたいのだが…』

【嗜好】
趣味:読書(特に神話や歴史書など)、回想録の執筆(ただしそれほど文才はない)
好きな食べ物:酒(主に葡萄酒)、紅茶(特にジャムを入れたもの)、牛肉入りのポトフ、チーズフォンデュ、歯応えのあるパンを用いたサンドイッチ
苦手な食べ物:香辛料の効きすぎた料理

【特技】
似顔絵描き
人の顔を覚えるのが得意で、高い精度の人相描きをさらさらと描いてしまう。警邏の任に就いていた時に特技となった。
曰く『紙とペンがあれば済むのだからお尋ね者の特徴を並べ立てて聞いて回るより見せた方が手っ取り早いと思ったんだ。百聞は一見に如かずと言うしね。』

【信条など】
王政下の騎士の一人であるが、王政そのものは絶対視してはおらず、騎士という役務についても護国の騎士であるという在り方を軸としている。
ただし、この職を選んだ以上は組織の枠組みを逸脱するつもりもなく折り合いをつけ、命令であれば従うとしつつも、権力を背景にした武力弾圧や侵略行為などは拒否することと決めている。
暴力を手段とできる組織にいるため、政とは距離をおいている。

【身体的特徴】
利き手は右だが武器を扱うのは左、声質は柔らかなハイバリトン

【身体能力】
視力は良く、夜目もきく。
動体視力と反射神経にも秀で、咄嗟の防御や切り返しを主とする戦闘スタイルに噛み合う。
体力はそれほど高くなく、個人としての持久力は騎士としてはぎりぎり及第点レベルだが、事務仕事に限ってのみならば一週間不眠不休でもストレスを感じる事のないタフネスを発揮する。
腕力はそれなりに鍛えたつもりではいるが身体強化系の能力は今のところ持ち合わせていない。このため一般的な騎士に準ずるレベルでしかないが、力加減が適切な為、純粋な力比べでない限りそれほど問題と感じていない。
足は人間の中では速い方だが、結局のところは最高速を維持し続けられるだけの体力は備わっていないので瞬発力による初速で誤魔化している。
偶然持ち得た魔眼以外は人間なので、治癒力が高い。であるとか老化が遅い。という事は一切ない。今のところ。
曰く『殊に私の人事については実力不足を指摘する声も多くてね。"ぎりぎり聖柱"だとか"まぐれで聖柱"とか、まあ色々と言われたものだよ。』


** 投稿日時:2023.03.17 07:49 ** [ 編集 ]
[ 3 ]
By 鯖羊羹


【役務】
第五聖柱、第五聖柱連隊の総司令官、事務総長(司令官との兼務)
第五聖柱に就任した時点で兼務していた役職の幾つかは部下に任せた形だがそれでも隊の内政に関しては未だほぼ全てをカバーしており、予算管理や物資の手配など実務作業には未だ駆り出される事が多く激務。司令業務や部隊編成、治安維持の現場責任者はそれぞれ参謀長や連隊長に任せているが、予算の範囲で実行可能な作戦(あるいはその逆)であるかの判断を下す役割も担うので、結局のところ殆どの業務には通じている事になる。
曰く『ひどい話じゃないか。肩書きが減ると言われて引き受けたのに"包括しているものとする"だなんて但し書きはどこにもなかったんだぞ、こんなペテンがあっていいのか。仕事の量を口実に飲酒の量が増えるのはそう悪くはないけどね。』

【編成】
第五聖柱連隊
別名「Fünfte Fuchs Regiment」
自身の直接指揮下にある部隊。
総司令の立場にある第五聖柱を長とし、参謀長、連隊長など幕僚が傍を固める。
隊としては特にごく限られた幹部級こそ知勇に長け、個人としての戦闘力も聖柱に比肩ないしは追随するが連隊全体として正面切っての攻撃能力は高くはない。ただし、守勢に回れば(恐らくは)随一の粘り強さを発揮する無二の強みを持ち、負けない戦いを最も得意としている隊である。
いずれにせよ幹部級と一般の隊員で実力差が大きく、これを運用面でうまくカバーしている傾向にある。
また、運用面でいえばとりわけ補給については第五聖柱が持つ権限と予算の許す範囲で手厚くする方針を採用しており、特に後方支援や兵站構築の重要性は第五聖柱就任以前より説き、人員を割いている。
人員構成は人間族が大半を占め、加えて非戦闘員が4割を超えるなど異色とも言える。
現役期間が短い人間族に合わせた組織運用方針が立てられており、代替わりしても隊としての機能を維持できるよう組織としての統制についてはきわめて細やかな配慮がなされている。
曰く『鍛錬で明日強くなれるならそれに越したことはないが大抵地道な努力を要するわけで…いや、それ自体を否定するものではなくてだね…たとえば温かい食事と一杯のワイン、飲めなければ紅茶。これでパフォーマンスが維持できるというのなら、けちる必要はないと私は思うわけで。』

【隊内の雰囲気】
第五聖柱が就任以前に役務を体系的に整理し、幹部級こそ未だ多忙ではあるが全体の秩序は整っている。
歴代の第五聖柱が厳格な雰囲気を好まず、当代もその例には漏れず部下の自主性を尊重しているので、今のところも上下の立場構わず軽口が飛び出す軽妙洒脱な気風を由とする伝統は続いている。
肌に合う者にしてみれば居心地はすこぶる良いが、人を選ぶ気風である事は間違いない。


** 投稿日時:2023.03.17 07:50 ** [ 編集 ]
[ 4 ]
By 鯖羊羹


【先代第五聖柱】
コンラート・フォン・エスターライヒ

ヴェルナーの父・ジュリアンの友人で、彼の死後はヴェルナーの養父となる。現在の年齢は五十代後半。
先代・第五聖柱としての在任期間は三十代の頃からで、約二十数年務めた。
人間族ながら2メートルを超す恵まれた体躯を持ち、筋骨隆々。大剣、盾、甲冑を装備してもなおパワフルに戦場を駆けてその実力を遺憾なく発揮した。使用属性は炎の一属性のみではあったものの攻防隙の少ない技を多数持ち、あらゆる状況に即応できた。
性格は竹を割ったようにさっぱりとしていたが、それだけでなく周囲に目を配り指導力ならびに政治力も備え、他の聖柱に対しても気後れする事なく自身の意見を述べ、またよく話しかけた。ちなみに個人としてはあまり他人からどう思われるかということには頓着せず、若い頃より大型犬に喩えられるほどに人懐こいタイプだった。
配下の意見をよく取り入れ、忌憚のない意見を許す度量もあったので求心力も高く、今日の第五聖柱連隊の自由な気風を決定づけた人物。
ヴェルナーの養父となった頃から自身の後任は彼と定めていたようで、第五聖柱にしようと自身の側で彼にさまざまな経験を積ませ、彼が退役しようとしている雰囲気も察した時には要職を兼務させるなど身内にはかなり強引かつ頑固で、ヴェルナーがやり遂げられない時には退役も許すとは考えていたものの、ヴェルナーは悉くこれをやり遂げ、大いにコンラートの期待を上回ったのでやはり後任は彼しかいないと声を大にして第五聖柱に推し、結果として第五聖柱の座はヴェルナーが継ぐこととなった。
引退後は所有する領地にて悠々自適な隠居生活を送っているが、月に一度は知己と会ったり手紙のやりとりはしている。

被保護者曰く『私をなんとか後継にしたいという養父の気持ちに気付いてはいたのだが、それを私が了承していたかと聞かれれば答えは断じてノーだよ。
…だがご覧の通り、私側の要求が突っぱねられた格好さ。』

【第五聖柱連隊 関連NPC】

マクシミリアン・パワー・テイラー
輝聖騎士団第五聖柱連隊、連隊長兼白兵戦隊長
35歳、男性、人間族
身長196cm、筋肉質、髪色は亜麻色のミディアムヘアこのほか『涼しげながらも力強い瞳と形の良い顎…とでも書いていただきたいものですな』とのこと。
僅かに顎髭をたくわえている。
隊服の上にオフィサーカラー付きの純白コートを着こなし、首元には白色のスカーフを巻く。ヴェルナーと並ぶと十中八九こちらが第五聖柱だと誤認される。
実際のところ次期第五聖柱候補として当人たちが預かり知らぬところで争った仲である。
白兵戦では現第五聖柱連隊内で並び立つものがなく、大胆不敵な性格もそれを後押しし、停滞している戦況を打破する突破力を有する第五聖柱連隊の攻撃の要。
猪武者かと言えばそうでなく、戦況全体を見渡す戦略眼も備えた人物だが前線にあってこそ最も役に立つとは自他共に認めるところ。
総司令曰く『テイラーの奴、よくもあそこまで自賛できたものだと思うよ』

ウルスラ・フォン・リーフェンシュタール
輝聖騎士団第五聖柱連隊、参謀長兼幕僚総監
300歳(外見年齢は20代中頃)、女性、エルフ
身長165cm、細め、髪色は金で切り揃えられたボブカット。切れ長の目元とツンとした鼻先が特徴。
黒地の長袖アンダーウェアとスカートの上に襟なしの白コートを左半身だけ羽織り、黒地に金が映える鮮やかな帯で留め、サーベルを差すという一風変わったスタイル。首元には白のスカーフを巻く。
足元は黒のハイヒールブーツ(このため実際の身長は170cmとなる)
貴族階級出身。かつては一人娘で蝶よ花よと育てられた筈が幼い頃から一風変わっており、遊興に耽る同世代の貴族の娘達とは相容れずに騎士を志した経緯を持ち、騎士団に入団以来第五聖柱麾下の隊に所属している一方、父より門地を受け継ぎリーフェンシュタール家の現当主でもある。
剣技と魔術においても部隊運用、事務処理においてもすべて高い水準で能力を発揮し、組織内の要職を幾つも兼任していた言わばヴェルナー以前の苦労人枠である。
(なお、兼務していた要職の数ではウルスラが最大4、ヴェルナーが最大6ではあるが、戦闘職を兼務していたウルスラと違い、ヴェルナーは殆どが事務方であるので単純比較はできない。)
ヴェルナー体制となってからは参謀長に就任し法と規律を重んずる姿勢で連隊をまとめる。
外見と職務にあたる姿勢できつい性格に思われがちだが連隊内に向けて細やかな気配りが出来る人物である。
尚、当人の服装が規律を遵守していないのでないか、という意見については『私が使用する魔術の性質からこうなっています……何か?』とのこと
総司令曰く『独創的な服装のセンスくらいにしかけちがつかないのではないか…流石に私が生まれる前から生きている人に「その服装はないんじゃないか」なんて言えないし…』



** 投稿日時:2023.06.10 23:45 ** [ 編集 ]
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By 鯖羊羹


【百の瞳のタオース】
古代の文献に登場する人物
神に仕え、世界を観測するために選ばれた神官。あらゆる場所のあらゆる物事を見通したことから百の瞳のタオースと渾名された。
虹色の瞳を持ち、千里眼はもとより視界にとらえたものを自在に操ることや、自身の思い描いたものを瞳から具現化させるなど人知を超えた力を持ったとさえ言われる。

【タオースの瞳についての裏設定など、鯖羊羹がふわふわと考えていること】
ヴェルナーが持つ魔眼は当人がそれにまつわる伝承を集めて『タオースの魔眼だろうな』と思っていますが、紛れもなくタオースの力が偶発的に人に宿ったものでヴェルナー以外にも過去にいろいろな時代、いろいろな土地で開眼者がいたようです。このことについてはタオースの名前が明確に登場する文献もあればところによっては孔雀の眼、虹の瞳などさまざまな呼び名で伝承が残っています。
誰に宿るかという法則性はなく、条件も不明ですが一つの時代に一人だけ存在していて、開眼者が複数現れたことはないようです。

ヴェルナーは今のところ、第一、第二と二つの能力を発現していますが使えば使うほど、また状況こそあいまいですが開眼者が窮地に陥った際に強く望むなどすると、使える能力は増えていくようです。

能力が少なく、また弱い初期の段階では使用時の瞳の虹彩はターコイズグリーン、瞳孔は青から黒(現在のヴェルナーはこの状態)の色合いですが、最低でも三つ以上獲得、または外界に干渉する能力を獲得すると伝承のタオースと同じ様に虹彩は虹色に変化します。
ここからは獲得した能力に合わせて身体が適応するために肉体には何かしらの変化が起こり始めます。
過去に動体視力を向上させる能力を得た者はそれに追従できる反射神経と肉体へと変異したり、またある者は視界に捉えたものを浮かせるなどの知覚のみならず外部へ干渉する超能力を獲得した者も存在しました。

ヴェルナーがこの後どうなるかは流れに任せるままですが、当人の人格や前線指揮官の能力としては成熟しているというキャラ付けで、できない無茶はしないタイプ(できる無茶はする)ではありますが、直接戦闘向けに変わらざるを得ないことが起こる場合は第三、第四と能力が開花していく感じになるかなあ。とぼんやり考えています。


** 投稿日時:2023.06.11 00:03 ** [ 編集 ]
[ 6 ]
By 鯖羊羹

【百の瞳のタオースについて鯖羊羹がふわふわと考えている古代の神話(与太話)っぽいこと】
神に仕えて世界を観測するうちに、絶えることのない神々と人の争いの中で凄惨な光景を目にして、タオースは争いそのものを厭うようになりました。
とくに神にいいように蹂躙されるばかりの人々に能力を用いて肩入れするようになり、神を出し抜く知恵や力そのものを人に与え始め、人は徐々にではありますが神々に対抗する力をつけ始めます。
人に敗れるという神々にとってあり得ない出来事が起こり始め、しだいに神々の側からも人に与する神が現れ始めました。神々の中でも有力な風の神シソペイガスや火の神カイツァルなどが人に助力し、争いはやがて拮抗するようになります。
その中で神々と人の不文律を侵した罪でタオースは神々に殺されてしまいます。
死の間際にタオースは自身の瞳を人々に分け与え、瞳から瞳へと渡り、自らの意思や力を受け継がせる布石を打ったのちに息絶えたといいます。
その後神々と人の戦いがどうなったかはまた別の叙事詩で語られることとなります。

…しょせんは古代の詩片であり、年代もあやふや。しかも既に滅亡してしまい現存していない国の信仰の中で生まれた御伽噺。という位置付けですがタオースという存在はたしかにあった。でも実態は不明。
というかんじです。

そしてヴェルナー自身は偶然先代の開眼者と目が合った時にタオースの瞳の後継者候補となり、結果開眼する運びとなりました。厭戦的な言動やものの見方や考え方はタオースの瞳を通し、世代を重ねてかなり薄くはなっていますがタオースの人格と混ざり合って影響を受けている。
タオースがやりたかったことは自分自身の人格の保存でしたが、途方もない時間の中で人格は希釈され、現代には能力と彼を構成した概念的なものだけが残っている。
という裏設定があります。

** 投稿日時:2023.07.01 22:41 ** [ 編集 ]
[ 7 ]
By 鯖羊羹

【既知関係/敬称略】

イマヌエル・プロシア(PL:光輝様)
第二聖柱と第五聖柱という同僚関係だが、とりわけ彼女とは聖柱の就任時期が近しく(イマヌエルは2、3年前でヴェルナーは6、7年前)ほぼ同期にあたり、年齢による戦歴の差こそあり恐縮しているが、自身よりも若く見える外見から会話の際には此方の態度がつい気易くなりがち。ただ、彼女自身の実直な性格や言葉を大切にする姿勢についてはかけがえのない長所と見ており尊敬もしているため、普段は第二聖柱と役職で呼ぶものの個人的には「デイム・イマヌエル」と敬称を付けて呼ぶ。
国民、ひいては国家の盾であろうとする信念に由来する用兵思想は近しく作戦立案や行動についても話し合うことがあり、部隊を動かす際には最も連携しやすい相手と見ている。
何より、それぞれの先代聖柱が直接の師にあたる事や就任時には実力不足を周囲より揶揄された事、両親が死別している事など共通点も多いためシンパシーを感じている。
プライベートでは嘗ては適当なところで騎士団を辞して一度は歴史家を志していたことから文献だけでは知り得ない過去の出来事を歴史研究の一環としてイマヌエルに尋ねたり、一方彼女も亡国の言語学やその保全活動に熱心であるためそうした所でも共通の話題として話が合いやすい。
たまの休暇にはプロシア領を訪ねて歴史的遺物や骨董品の市場を冷やかす他、引退したマダム・プロシア(先代第二聖柱アナフィエル)を訪ねてみたりしている。
自身の特技が似顔絵描きであるために彼女から折りを見て絵の指導を度々せがまれているが「画風は確立されていて後世に評価されるだろう」だとか「自身の存命中には上達を見ることはできないかもしれない」等と言ってかわし続けている。
曰く『デイム・イマヌエルは生真面目そうに見えて…いや、生真面目な人柄であるところは疑いようもないのだが、それだけでない素敵な人物だと思うよ』


こぼれ話ではあるが先代同士の関係についても、第五聖柱コンラートは人を信じることにまるで疑いがなく、物事の見方がきわめて単純だったため、人情こそあれぶっきらぼうで素直にそれを口にしない第二聖柱アナフィエルの意向を横合いから汲み取り「今のアナフィエル殿の発言の意図はだな…」などと通訳の真似事をしたためにアナフィエルから小突かれ頻繁に漫才の様相が見られるなどの一面のほかに、聖柱という単位でも作戦に対する思考や軍規に対するスタンスなどウマが合っていた様子。手紙も頻繁に交わしており関係は良好だった。
また後進を誰にするかという話はコンラートから早々に打ち明けている中で、奇しくも次世代に求める聖柱の資質についても二人の見解は一致していたという。

** 投稿日時:2023.07.12 17:55 ** [ 編集 ]

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