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[ 1 ] ファスナズ・オートゥモールド
By ツキユリ

名簿に記載していない設定や補足など、色々。

■目次■
>>2 :【既知設定(全体・個別)について】
>>3 :【両親について】
>>4 :【双星水晶について】
>>5 :【(歪竜の)竜体時の身体特性について】

** 投稿日時:2021.08.31 14:34 ** [ 編集 ]
[ 2 ]
By ツキユリ

【既知設定(全体・個別)について】
・全体
氏名、容姿、肩書き(フォルテラ聖王国宰相)はどなたでも既知可能な情報です。
種族(亜竜)はフォルテラ聖王国の公職に現在就いている、または過去に就いていた方であれば「本人から聞いた(邂逅の有無問わず)」「人づて(その情報を知っているPCからロル内で、またはNPC)に聞いた」のいずれかの経緯から既知可能な情報です。
上記以外の方は「本人から聞いた(ロル内で)」「人づて(その情報を知っているPCからロル内で)に聞いた」のいずれかの経緯から既知可能となります。
上記以外の情報については、個別に既知設定を結んだ方以外は「本人から聞いた(ロル内で)」「人づて(その情報を知っているPCからロル内で)に聞いた」のいずれかの経緯から既知可能となります。

・個別(※本文内では敬称略となります。ご容赦ください)
《アティシア様》
敬愛する友であり、身命を賭して仕えるに値する王。両親は別としてこれまで出会ってきた他者の中で、自分の心の内を抵抗なく曝け出すことが出来た初めての相手であり、決して切れることのない強固な絆で結ばれた存在。

『ミシュドガル戦役』の終息から数年後。戦火の傷と混乱は未だ残るも、各地にて少しずつ進み続けていた復興の動きがようやく本格的なものになり始めた頃。大陸北部から北東部にかけての地域では封印の聖女の導きの下、後にフォルテラ聖王国と呼ばれる国の建国が始まっており、現在の聖都ヴァレンシアがある地には各地から大勢の協力者が集まっていた。そんな大勢の中の一人として各種業務に取り組んでいたある日のこと、とある現場でアティシアに声を掛けられたのが最初の出会い。
封印の聖女という存在については聞き知っていたがアティシアがその当人であるとは知らず、相手が何かを言おうとする前に滞っていた業務の一部を処理するよう指示を出して周囲の空気を凍り付かせるも、アティシアはそんな周囲の反応を気にするような素振りも見せずに手際よくタスクを処理してその成果をこちらに報告。その手際と成果の内容に感心しつつ次の指示を出そうとしたところで、我に返った周囲の人々から説明を受けて目の前の女性がどういった存在なのかを知る。

「ああああの、あのね君、君ちょっと」
「何かね一体。今の詩について評価してほしいというのなら少し待ちたまえ。先に彼女へ次の指示を――」
「詩じゃないしちょっと待って、お願いだから待って。……あのね、そのお方はあのアティシア様なんだよ? 封印の聖女なんだよ? 封印の聖女って分かる? 分かるよね?」
「ああ、勿論知っているとも。魔皇帝の力を封印し戦争を事実上終息させたハイエルフの女性のことだろう?」
「ああよかった! 分かってくれてて本当によかった! じゃあじゃあ、俺達がこの後言いたいことも分かって――」
「そうか、君がかの封印の聖女だったのか。――成程。では次はあちらの作業補助を頼みたいのだが出来るかね? ――大丈夫、と。よろしい、では頼む」
「うわああああ! 全然分かってねえ――!!」

などといったやり取りを経た後にアティシアとの交流が始まる。
時には仕事を任せ、任され。時には議論を交わし、共に計画を立てて。そして大きな問題が発生した時には協力して解決に臨むこともあり……そんなやり取りを、何と畏れ多いことをと胃を痛める周囲の人達を次々と巻き込みながら続けていく中で、アティシアの真っ直ぐな思い、意志の強さ、その揺ぎ無い在り方――そういったものに触れることで彼女への理解を深めていくと共に、やがて敬愛の念を抱くようになる。

「――ここはこうした方がよいかもしれませんよ?」
「……ふむ、確かに。しかしその場合、追加で必要となるであろう資材については――おい、そこの君。君はどう思うかね?」
「え!? あ、いや、その、ええと」
「何を狼狽えているのかね。私はアティシア君が提案したこの修正案について、君の意見を求めているだけだ。さあ、ハッキリと答えたまえハッキリと!」
(アティシア様のお言葉に意見するなんて出来るか……!)

そうして歳月は流れ、聖都の完成に併せてアティシアが女王に即位した時。新たな一歩を踏み出し始めたフォルテラ聖王国を導いていくことになる、敬愛する友の力となるために宰相を目指すことを決意するのと同じタイミングで、アティシアから宰相候補へ推薦したいと告げられる。そんなアティシアからの信頼が込められた願いに感謝の意を伝え、しかし真に彼女の力となりたいのなら己の力だけで宰相の座を勝ち取らなければならないと推薦を断る。

「我こそが宰相に相応しいと謳う候補者達は枚挙に暇が無く、既に数多の策謀渦巻く政争は始まっている。そのような渦中において女王の推薦というカードは強力な武器になるであろう……だが、それでは意味が無いのだ。堂々と己の正義を掲げ、立ち塞がる連中を正面から打ち倒し、非の打ちようなど欠片も見当たらぬ正当性でもって宰相の肩書きを得る――その程度のことすら為し得ぬ者が、君の力になることなど出来るものか」
「――判りました。貴女が持つ力を皆に示し宰相となって」

こちらの決意と信念を信じて掛けてくれた激励の言葉を胸に抱き、並み居るライバル達に正々堂々と挑戦し、最後まで立ち止まることも膝を屈することもなく戦い抜いた末に、宣言通り宰相を拝命する。宰相就任後は「国の発展」「民の安寧」「王の名誉」を適えるための下準備として、まずは国家の基盤を固めることに持てる力の全てを注ぐべきだと判断し、百年規模の計画を立てて実行に移す……宰相就任時にアティシアから自分は長く生きられないと伝えられていたが、ならば彼女が生きているうちに何らかの成果を、といった私情をそこに一切差し挟むことなく。

やがて幾つもの季節が巡り、訪れた最期の時。王家の主要な面々に囲まれた中、弱り切った姿で臥せながらも国のことや、封印を受け継いだ子や子孫達を導いてあげて欲しいと願うアティシアに、何時もと変わらぬ自信を込めた声でただ一言「任せたまえ」と、それだけを答える。そして彼女の手を握っている間も、彼女が静かに息を引き取ったその瞬間やその後も、取り乱したり悲しんだりといった態度を見せることなく――何時も通りの堂々とした立ち居振る舞いであることこそが、最期を迎えるアティシアに最も安心してもらえると信じて――アティシアの最期を看取る。
アティシアの崩御後は聖都で大々的な国葬が営まれ、その後遺体は特別な霊園に埋葬されたが、その間もかけがえのない人を失ったことによる深い喪失感と悲しみの感情を人前で見せることは決してせず、一日に一度だけ誰も居ない自室の中でのみ涙を一筋流すことを自分に許すことで別れの辛さを耐え抜いた。彼女と交わした最後の誓いを守り抜くため、決して揺るがず己を曲げず、そして何事にも屈しない"強い"宰相であるために。

** 投稿日時:2021.08.31 14:34 ** [ 編集 ]
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By ツキユリ

【両親について】
父は歪竜と呼ばれる竜族で、個体名はベレナズ。母はハイエルフで、名前はサレーア・オートゥモールド。
『魔導ゴーレム』の停止から約一ヶ月後。家族や親戚、友人知人といった自分と繋がりのある人達全員を亡くして天涯孤独となったサレーアがとある荒野を放浪していたところ、『魔導ゴーレム』の暴走により重傷を負い意識不明になっていたベレナズを偶然発見したのが最初の出会いであった。その後、竜族特有の生命力とサレーアの献身的な治療のお陰で何とか一命を取り留めたベレナズは、サレーアの「貴方がそれを良しとしてくれる間だけでいいから、一緒に居させてほしい」という願いを聞き入れて行動を共にするようになる。そうして幾つかの出来事と幾たびもの会話を経て、何時しか両者は種族の違いを超えて愛し合うようになる。……余談ではあるが、そんな二人の旅がやがて三人の旅となるのに、然程時間は掛からなかったとか何とか。

※歪竜
竜族の一種。太陽や月、星や人工物などから発せられる、およそありとあらゆる可視光線を高エネルギーのレーザーに変換した上でその軌道を歪める"歪曲晶鱗"と呼ばれる鱗が特徴。
全長10〜15m程度(ベレナズは約13m)。翼の枚数は二対四枚で一枚のサイズは全長7〜10m程度(ベレナズは約9m)で、"歪曲晶鱗"と同じ性質を持っている。
全身を覆う"歪曲晶鱗"の色は僅かに透き通ったコバルトブルーで、可視光線を通している間のみ透き通ったエメラルドグリーンに変色する。逆鱗は喉の一点、普段は顎に隠れて見ることが出来ない位置に存在している。
歪竜の核は喉の奥(逆鱗と同じ位置)に存在し、これが破壊、または摘出されると歪竜は生命活動を停止する。通常、破壊されたり摘出された歪竜の核は生命活動の停止と共に跡形も無く消滅するが、何らかの理由で核はそのままに生命活動が停止した場合、ごく稀に消滅することなく残り続けることがある。また、殆ど事例は無いが歪竜自身の意思で自ら核を取り出すことも可能で、その場合取り出された核は確実に残る。そういった経緯で残された歪竜の核が、幾つもの偶然が重なった末に何度か人々の手に渡ることで、やがて貴石の一種として広く知られるようになる。そうして現在、"双星水晶"と名付けらたそれは所持していることが一種のステータスとなる極めて希少な貴石として、その由来も特性も知られることなく上流階級の間で珍重されている。

** 投稿日時:2021.08.31 14:35 ** [ 編集 ]
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By ツキユリ

【双星水晶について】
ファスナズが所持している"双星水晶"はベレナズの核であるが、本来のものと比べて特性や性能が一部変化している。
本来の特性は「体内魔力を取り込み高次エネルギーへと変換、蓄積する」といったもので、変換された高次エネルギーの性質はレーザー状のブレス攻撃や可視光線の代替として利用するために最適化されており、太陽光や月光の代替として利用するには適していなかった。また、本来の変換速度についても「常に励起状態時の速度が維持された状態」という、竜体のような強靭な肉体であることが前提のトンデモ性能であったため、竜体になることが出来ない亜竜の身で使用するには厳しいものがあった。
以上の問題点を解決するため「"断裂陽王"と"咆哮月帝"の機能を発揮するのに必要な太陽光および月光の代替として利用出来るようにするため、高次エネルギーの性質を変更する」「平時の変換速度を抑制するため、心臓を媒介に体内魔力を取り込むようにする」といった魔術的加工を施した結果が、現在ファスナズが所持している"双星水晶"の特性である。

** 投稿日時:2021.08.31 14:35 ** [ 編集 ]
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By ツキユリ

【(歪竜の)竜体時の身体特性について】
「力が強い」「高い知性を持つ」等といった種族的な特性とは別の、竜の姿になることで十全に発揮される身体的な特性のことを竜体時の身体特性、または竜体特性と呼ぶ。
人の姿であっても竜体特性の一部を発揮することは可能。ただし、亜竜の場合は何らかの手段を用いない限り竜体特性を発揮することが出来ない。
竜体特性の内容は竜族の大半に共通するものから竜種毎に固有なものまで様々。歪竜の竜体特性を例に挙げれば「体内魔力の生成量の増加」「魔力を含有した物質の摂取による魔力吸収」「体内魔力の高次エネルギーへの変換及び利用」「咆哮への魔術的効果の付与」「各種動作の無反動化」「過酷環境及び状況に対する耐性の即時獲得」等となる。

※「体内魔力の生成量の増加」
読んで字の如く、体内での魔力の生成量を増加する。

※「魔力を含有した物質の摂取による魔力吸収」
有機物無機物を問わず、魔力を含有した物質を魔力ごと消化吸収出来るようになる。
一例を挙げると、魔力晶石をそのまま飲み込んで魔力を直接吸収することが可能になる。

** 投稿日時:2021.09.13 00:22 ** [ 編集 ]

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