ファンタスティック





頭皮を水がつたわっている
一瞬とりはだに似たものが横切って
なんだか卑猥、と思う
とても浅はか


長袖の黒いシャツの
かたほうがぶら下がってる
カタくむすばれて
何者も寄せ付けない結界のよう


ぼくはそこにもぐりこんで
すみずみまでくちづけをしよう


ある日突然予告もなし
予兆もむなさわぎもなく
いきなりそんな気分になるときがある
とてもすてき
なんて浅はか


もりあがったり死んだりする
こっそり一人で
だって恥ずかしいじゃない!
なんて浅はかで
必死で生きているのぼく
とてもすてき


ace 07/30*





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モドル


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「見えない臓器の名前は」