気運ときどき小雨




その恋あたし何番目
暮れ残る赤褐色の淵
隻眼の景色には
どこまでが全てなの

お前の中あたし何番目
煮え滾るようなアスファルト
蒸発したい身体
大跨ぎで歩く
誰にも越されぬようにと

煙たいあたし何番目
揮発したいとしたって
冷たくなれば雨は降る
緩くなった地面
そのまま歩けばよいよ

愛されたいあたし何番目
季節には越される
決して早歩きでもないのにね
霧が頬を弾く
そこはあたしが涸れたのだ

ときどき小雨



ena 04/22*


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