化け物はわたしかもしれない ena 06/23* 息をして眠るとき見る夢に順番をつけて余裕があれば色をつける。マーブルした気性の激しい動物達はTシャツの襟刳りがちょっとでも首に当たれば痛い、苦しい、と言う。わたしはそれを必要以上に気に掛けなければいけないし、次々に迫ってくる障害物にも目を向けなければいけない。ああどうして夜は休まるときが無いのだろう。涙を流す時間もくれない。枕を抱きしめてわたしは今日もせかせかと目を瞑った。 決められた配置。繰り返す呼吸。閉じられた瞼のほんの少しの隙間の真実。たくさんありすぎて両手では抱えきれないくらいに。でも何ひとつ名前も呼べず掴みきれないでいる。 ena 06/23* ▲/▼ [RES][BACK] |