夏が死んだ日
いつの間にやらじりじりと夏が息をし始める頃
君が生まれて太陽が沈んだ
咽せるような暑さがやっと体にも染み付いてきた頃には夏も騒がしく死んでいく
ぐるっと回って忘れた頃にまた生まれるんだろう存在が当たり前だよと威張り腐って
忘れても無くなることはない
消しても忘れることはない
蒸し返すような熱風が蜃気楼かのように後ろ向く影を見せた
しゅわしゅわしゅわと弾けるように蝉が泣いた
ena 07/08
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