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[1] 運命の他人。


どうせ嫌われ者のペテン師ですから。

「ママ!ママ!!
今すぐ電話をちょうだい!
私、今、孤独なの。
涙も出ない位、悲しいのよ。」

自分の血が見たい。
救われやしないさ。
あぁ、お前は優しすぎて長生き出来やしないな。

どうせ嫌われ者のペテン師ですから。

「もう死んでしまえよ、
って文章が頭に、心に、こびり付いて無視できないんだ。」

どうして自分の血が見たい?
そんなにもう若くない、
金儲けの事だけ考えろ。

どうせ嫌われ者のペテン師ですから。

いつだって本当は僕は此処には居ないよ。
知っているんだろ。
絶望と地獄だけが睨んでる。


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