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[1] 火花の夏
こどもたちを、
探しているうちに
結ばれた口のなか、
飽きている
ずっと飽き飽きしている
ぼくら文化人だから、
空が繋がっているという
臍の緒にからまる、
戦争で死んだ日本人を
見たことがない
どこか一カ所にあつまる
か弱き皮膚と
その下に通うわたしが
殴られては笑う
笑っては殴られる
火花が散っていらあ
ああ、火花が散っていらあ
昼下がりにかき氷食う
その平和の一点だけ
夏が燃えている
全身から吹き出た汗を
拭う右手は蓄積に
堪えられずにもげ落ちた
だらんとした夏だ
死んでいるあれが
こどもたちだって言う、
全然こどもには見えない
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