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[1] うまれている


ちつのなかは、
白がへばりつくよう
ただしろく、
ただれたような赤の、
わたしがうまれ
腹のなかで書いた詩や
音楽を、
引っ切りなしに
読み上げている、
泣き声に
似ずに
飛んだつばが、
星になる
残される音は
ひとつもない
白い絵の具で描かれた絵画
その中に星をみた
うまれてこない星を、
まるで卵子が
わたしだったころのよう
肥大する、
からだを絵画に押し付ける
からだ中の血管が
かゆいと言う、
それが痛いと言う、
しろいちつから
追い出されるように、
声がうまれる

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長押 新 09/16*

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