下 返信
09年04月テーマ詩歌『世界』
(1)2009/4/1
あなたの中に有る、世界をどうぞ。
あなたをわたしの世界の全てにするために、わたしは生きているのかも。
それは、儚い夢でも価値ある決断。
女性は、あちらへ逝くまで夢を見る生き物なのよ。
(2)2009/5/12
「パレード」
ハローCQ
雪が降っています
世界をおおっています
雪がやわらかいってしってますか?
ひとつひとつ、さみしい、さみしいと泣くのでこわばってみえますが本当はじょうだんみたくやわらかいのです。
ちょうど焼きたてのパンのように。
はかなげによりあつまったつぶつぶをふみかためてぼくら、みちをつくります。
きゅ、むきゅむ
ぼくらのかかとがきらきら、ひかるのは見つけやすいようにでしょうか。
ねぇ、さみしいからでしょうか。
湯気をたてる焼きたてのパンを
きゅむきゅむ噛みながら
ここに来るまでにたどるすべての腕をおもうとき
終わらないパレードをのみこむようなこころもちがする。
パレード!
ぴかぴかの星の冠
ほのおのような瞳
ほら
あまたの手のひらがさざめくうなばら!
またねまたねってまるまってばかりいたのでこんなにまぶしいものまでみすごしていた。
えー、えん
えー、えん
いつまでもいつまでもささやく、ぼくの中にパレード。
ハローCQ、
CQ
きみのかかとはひかってますか。
こちらでは雪が降っています。
世界をおおうような雪です。
上 返信 前 次 戻