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どこまでも温い
色の無い風
溶かすように
ゆっくりと吹き付ける
灰色より少し濃い
湿度のない景色が眼を犯す

ふと
顔に触れた
ざらりと鳴った
笑えば笑うほど
剥がれていく
ぽろり

テノールの歌声がカノンを歌う
狂ったように歌う

結末を迎えない
これは私の物語だ

永遠に延々と
さようならを続けていく
私の物語だ

09/25*

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