08/28 17:29

「ピッカリさん」
ガラス玉

わたしがかよっていたしょうがっこうに、じっさいにあったもので、【なにかいいことをしたひとに、ありがとうと、はくしゅをしよう!】というもの。
(おもに、かえりのかいで、みていただれかが、ピッカリさんのじかんにてをあげて、そのこの、ありがとうを、はっぴょうします。)

たとえば、きょうしつにはなをもってきたら、ピッカリさん。

たとえば、しいくとうばんで、しいくごやのうさぎたちをたいせつにしたら、ピッカリさん。
(いまは、うさぎもインコも、いちわもいないから、ウコッケイだけど。)

どんなちいさなことでも、ピッカリさん。

まいしゅうげつようびにひょうしょうしきがあって、
たとえば、すてられたねこや、いぬのかいぬしさんをさがしてあげたら、ピッカリさん。

たとえば、まいごになったこの、おかあさんをいっしょにみつけたら、ピッカリさん。


どんなにちいさなことでも、あのこも、そのこも、このこも、みぃんな、
ピッカリさん。


ひときわおおきなはくしゅをもらうのが
だんじょうのうえにいる、ピッカリさん。

ピッカリさんにえらばれると、だいがくせいがそつぎょうしきにかぶるようなぼうし。
アレをさいげんしたぼうしを、かぶせてもらえるんです。


ダンボールやボールがみに、ピカピカひかるいろとりどりの、厚紙がはりつけらてる、ぼうし。
ぼうしのさきからたれた、なめらかないとのさきに、ちらちらと、ほしがさがってて。



わたしはいちどもピッカリさんにえらばれたことはなく

だんじょうのピッカリさんの、ほこらしげなえみをみつめるだけでしたが、
ピッカリさんでなくても、だれでもピッカリさんなんだと、みつめながら、おもいました。





(でも、ちょっぴり、いちどかぶってみたかった。)

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