03/25 14:11

「君ありて、」
ガラス玉

神様はきっと、香辛料だらけにしてしまった世の中で、一番辛くて、だけども同じくらいもっとも甘いものとして、出会いを作ったんだろうかと、時々思う。
きっと、【出会い】は、香辛料だらけの世の中で、神様がまぶした砂糖なんじゃないか、と。


きっと、可能性は、すべて等しい。
きっと、違うのはタイミングだけ。

きっと、可能性は、すべて等しい。
最初、立つ位置は同じ位置だから。

その中から、たった一滴。
その一滴分。
それが、奇跡のような。
そんな人に、なる。

見つけるのは簡単なようでいて、
とても難しい。


すぐに、一滴になるとは、限らない。
唯一じゃなくても、特別になりたいと。
傍にいたいと。
ただ、ひたすらにそんな想いだけをぎゅうぎゅうと抱きしめて。


そして、私はきっと、この一滴の為に、これからの【出会い】総ての運を使い切った。


でも、それでいいよ。ちっとも構わない。

君達が私の人生で、最大にして最後の幸運。


私は、奇跡のような一滴に出逢うことが、できたから。
あなたたちが私の一滴に、なってくれたように。
私は、あなたたちの一滴に、なれたでしょうか。


君ありて 幸福。

【あなたがいるから、私は幸せです。】



















タイトルはゼラニウム【赤】と蓮華草の花言葉から。

ゼラニウム 
【君ありて、幸福】

蓮華草
【私の幸福】
【あなたは私の苦痛を和らげる】


*花言葉は、諸説あります。

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