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「時をかけた少女達」
ガラス玉

題名はかやま先生のコミックス、『時をかけた少女たち』略して『時かけ』から拝借。

私、このコミックス大好きだったんですよ〜。

初めて見たのは3巻で、小市と、静御前、実朝の妻の話でしたが。

1巻に収録された大姫の話は、藤野先生の『あの日みた桜』と『遅咲きの桜』の方が好きですけど。


前置きはこのくらいにして。
漫画家さんや作家さんに、是非とも作品化してほしいのは、駒姫の話です。

駒姫は、伊達政宗の10歳年下の従兄妹で、母方の伯父の娘さんです。
とても可愛らしい美少女で、お父さんの最上さんは、たいそう可愛がっていたそうです。

ある日、最上さんのところに、秀吉の養子、秀次が訪れました。(秀次はねね様のお兄さんの子供です。)

秀次は駒姫に一目惚れし、最上さんに駒姫を妻にほしいと、乞います。

最上さんは、駒姫が年若い事、秀次にはたくさんの妻子や妾姫がいるから、と申し出を断ります。(この時、秀次28歳、駒姫13歳。)

しかし秀次は諦めずに乞い続け2年が経った頃、とうとう根負けした最上さんは渋々承諾。駒姫を京都へ送りました。

が。

駒姫が京都についたその日に、秀次に謀反の疑いが浮上しました。

秀次は逃亡しましたが捕らえられ、後日、秀吉に切腹を命じられて処刑されてしまいます。

数日後には、駒姫を含む30人の秀次の妻子や妾姫に、処刑の命が下りました。

最上さんは、駒姫を救おうと奔走し、ねね様にも、助命を嘆願しました。


しかし決定は覆らず、駒姫は15番目に、命を落としたそうです。




さて。秀次の謀反ですが、秀吉のでっちあげです。

秀次が最上家を訪れる前後に、秀頼が産まれたんですよ。
秀次はこの頃、たしか関白でした。(実質、後継者候補No.1)

元々、子を産めなかったねね様が、秀吉のために、お兄さんから引き取った子でした。

だけど秀吉は、秀次よりも、秀頼を後継者に据えたい。
何より、自分の死後、秀次は秀頼が邪魔になり、殺してしまうかもしれない。


その思いと疑念から謀反をでっちあげ、秀次を蹴落としました。



あと、駒姫は、秀次に逢ったことが、ないんだそうです。
それでも、ねね様も決定を覆せませんでした。

秀吉の秀頼への想いから、不可能だったんでしょう。
待って、待って、漸く得た実子でしたし、ねね様にも、子を得られなかった想いとか、あったでしょうし。



秀頼が産まれた事で、運命が狂ってしまった2人ですが、秀吉に言いたい。


秀頼、多分、秀吉の子じゃないよ…?

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