［ 渚ニテ：］
〈外へ出たがっているすべての血
彼方（namatamago）
まっすぐにのびつづけて、生命戦線上 〈が、痂になる
（握り）ツブス
「
もうすぐ雨が降ル 〈けれど、傷ぐちを慰めるのは
」
繰り返
され、ル
悪夢 〈いつだって唾だろう
わたあめ状 ノ フアン
（帰ってこないで）
（まわる・まわるル・・まわワルルル・・・まマワワワルルルル・・・・マママワワワワルルルルル・・・・・）
（ 巡 ）
〈、か。そんなもの、
フ入りの
ゆれている波待草
が、ゆられてい ル ね
砂のうえの精虫
「
どちらが深海カシラ 〈ほんとは よくわかんないんだ。ケドネ、
」
もうすでに、
クボンデイルバショは通過した―――。
と
け
て
、仕舞ったのでした。 〈そして中身が、また赤くなル。
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